最新のロボット掃除機市場を語る上で欠かせないのが中国メーカーの躍進だ。23年5月に新モデル「DEEBOT T20 OMNI」(直販価格17万9800円)を日本国内で発表したエコバックスジャパンは、22年、日本市場での累計販売台数が前年比168.8%に達するなど、高い成長率を実現しているという。
この勢いは、エコバックスだけではない。22年以降に日本市場へ投入された新作ロボット掃除機を調査してみると、アンカーやロボロック、ナーワル、TP-Link、スイッチボットと、アイロボット以外はほとんどが中国メーカーのロボット掃除機なのだ。つまりロボット掃除機市場は、アイロボットのルンバ対中国メーカーの製品という構図が生まれているのだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR