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実は円形の映像を撮っていた 親指サイズのウェアラブルカメラ「Insta360 Go 3」の実力は?荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/5 ページ)

» 2023年09月10日 07時03分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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では作例動画をどうぞ

 Insta360アプリからWi-Fi経由で直接本体内の画像や映像にアクセスし、必要なものはダウンロードしたり、スマホ上で映像を編集してその結果だけをフォトライブラリに書き出したりする。

 美顔フィルターなんかかなり派手な加工をしてくれる。動画に対しても有効だ。

 ではここで撮った写真を見てみよう。

 スマホとWi-Fiでつないでアプリで開き、1:1にして、さらに美顔フィルターをかけてみた。

画像を開いてPureShotをオン。明るさやコントラストを自動的に調整してくれる
比率を1:1にして美顔フィルターをかけてみた
予想以上に美顔フィルターが派手にかかったので、ほどほどに

 動画の編集でも美顔フィルターは使える。

日陰にいてちょっと暗く写っても美顔フィルターで明るくしてくれるのはよい

 長い映像を自分でトリミングして短くするのが面倒なときは「AI Trim」という機能もある。

「AI Trim」アイコンが出たときはそれをタップすると自動的に短い動画に切ってくれる

 撮影モードは、静止画(インターバル撮影と、通常の写真とHDR写真の両方がある)、通常の動画、FreeFrame動画、タイムラプス、タイムシフト(ハイパーラプスの発展系みたいなもの)、スローモーション、ループ録画(指定した時間だけループで撮り続ける)、スターラプス(星景用タイムラプス)と多彩だが、その中から、タイムシフトやFreeFrame動画を組み合わせて1本にしてみたのでまとめてどうぞ。

Insta360 GO 3で撮影した動画をまとめたもの。日常のちょっとしたひとときなどをInsta360 GO 3らしく撮ってみた

 やはりInsta360は水平ロック(自動水平機能)、FlowState手ブレ補正が素晴らしく、アバウトにとってもちゃんと水平が保たれるし、ブレ補正もすごくいい。

 実は音も良くなってる。

 Insta360らしさを味わうには、FreeFrame動画が一番いい。

 サイズは最高で2.7Kであり、4Kには未対応だが、そこが気にならないなら、日常のちょっとした動画やVlog、アウトドアカメラとして過酷な撮影などこれ1台あれば非常に幅広い撮影を楽しめるわけで、唯一無二の遊べるカメラであるなあと思うのである。

 1台持ってると楽しめますよー。

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