低価格で高機能なサウンド環境を実現できる――Sound Blaster Audigy LS Digital Audio(1/2 ページ)

» 2004年01月13日 17時23分 公開
[小林哲雄,ITmedia]

サウンドカードを導入する理由

 現在、市販のPCはもちろんのこと、マザーボードを単体で購入しても、「サウンド機能」のない製品は皆無と言ってよい。その理由はもちろん、現在のPCにはTV視聴機能やDVD-Video再生、ゲームといった用途が求められており、サウンド機能を必要としているからだ。

 このため、かつてのようにサウンドカードを追加で購入しなければならないシーンは少なくなってきた。しかし、パーツとしてのサウンドカードの価値はなくなったかというと、そんなことはなくまだ市場が確立している。

 後付のサウンドカードが必要な最大の理由は、よりよい音を求める需要があるからだ。例えば、DTR(DeskTop Recording)を楽しむためには、24ビットや32ビットの入力を多数利用できることが必要であり、このような機能は一般のPCには付いていない。これは極端な例かもしれないが、マザーボード内蔵のサウンド機能に不満を覚えるケースはあるだろう。

 サウンド機能内蔵マザーボードが出たばかりの頃は、あえてサウンド機能のないマザーボードを買い、サウンドカードを追加するのが、パワーユーザーの半ば常識であった。というのも、当時のサウンド機能は非常にお粗末なもので、非常にノイジーだったからだ。

 現在ではそのような製品は減ったものの、一部のマシンなどでは、いまだにマウスを動かすとつられて音を発するようなものがまだ残っていたりする。こうしたケースに有用なのが追加サウンドカードというわけだ。

 ご存じの通り、クリエイティブメディアはPC用サウンドカードの老舗メーカーだが、ここの入門向け製品とも呼べるのが、今回紹介する「Sound Blaster Audigy LS Digital Audio」(以下、Audigy LS)だ。Audigy LSはその名の通り「Audigy」というサウンド処理チップを使用している。現在、同社の製品群の中心はこの後継の「Audigy2」に移行しているが、一般的な用途ならばAudigyでもまったく問題ないだろう。

クリエイティブメディアが発売する低価格サウンドカード「Sound Blaster Audigy LS」

 サウンド機能としては内部32ビット処理で、外部アナログ出力は24ビット/96KHzの性能を持つDAコンバーターとなっている。一般的なマザーボードに付属するサウンド機能は16ビット/44.1もしくは48KHz(いわゆるCD/DAT音質)であり、Audigy LSはこれを超える性能を持つ。

 また、アナログの5.1チャンネル出力が可能で、対応するスピーカーを用意すればDVD-Video再生に威力を発揮する。また、光デジタルの入出力も備えている。

付属する光デジタル入出力用カード

EAX ADVANCED HDによる音場コントロールがゲームに迫力を加える

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