PCのマルチメディアファイルをTVで楽しむ(1/3 ページ)

» 2004年01月21日 15時18分 公開
[ITmedia]

 ある日の編集部にて。

編集見習いM ビデオをTVで見ることってできませんか?

先輩編集B いや、TVとビデオがあれば普通に見れるだろ?

編集見習いM 言葉が足りませんでした。つまり、PCでTV放送を録画してPCに取り込んだ映像を、別のTVで見たいんです。

先輩編集B 全く、お前はいつもそうだ。言葉が足りないなんてレベルじゃないなあ。そのPCをTVにつなげばいいだろう?

編集見習いM それが、僕は自分の部屋のデスクトップPCで録画したんですが、今度親戚が集まるときに見せることになったんですが、自分の部屋はきたないので見せられないし……。リビングの大画面のTVで見せたいんです。

先輩編集B ああ、なるほどね。TVが近くにあれば映像出力端子のあるビデオカードをPCに入れればいいけど、それじゃあリビングでは見られない……。そうか、わかった。いい方法を教えてあげよう。Play@TVなら、PCに入っているコンテンツをTVに無線で出せる。これを紹介するとしよう。


PC内のファイルをTVで楽しめる「Play@TV」

 デジタルビデオカメラやデジタルカメラには映像出力端子を装備した製品が多く、テープやメモリに保存された動画や静止画を家庭用TVで見ることができる。親戚や友人が集まったときに上映会を行えば、さらに楽しむことができる。しかし、PCに保存されたマルチメディアファイルを直接TVで楽しもうとすると簡単にはいかない。

 TVをPCのディスプレイ代わりに使えるビデオカードなどは存在するが、PCとTVが離れた場所にあるとケーブルや操作に問題が出てくる。また、PCは文字通りひとりで使うことが前提になっているため、大勢で楽しむには役不足だ。そこで、これらの問題を一掃してくれるメルコの「Play@TV」を紹介しよう。

 Play@TVはPCとTVをネットワークで接続することで、PC内にあるマルチメディアファイルをTVで楽しめる機器。具体的にいうと、TV出力機能を持ったビデオカードにネットワーク機能を付加し、リモコン操作に対応した外付け機器で、映像ファイルや画像ファイル、音楽ファイルといったマルチメディアファイルをTVで再生できる。これまでになかった新しいカテゴリの製品といえるだろう。

本体は外付けHDDを一回り大きくした感じ。縦置き、横置きともに可能だ

 本体は外付けHDDを一回り大きくしたようなサイズで、縦置き用のスタンドも付属する。外観はかわいい仕上がりで、どこに置いてもなじみそうだ。上面に操作ボタンを装備するが、基本的に本体に付属するリモコンで操作できる。インタフェースはLAN端子とコンポジット端子、PCカードスロットに加え、D1端子やS-Video端子、S/PDIF端子も装備する。

 ネットワーク接続には一般的な有線LAN接続のほか、カードを追加することでIEEE802.11bの無線LANでの接続も可能だ。Play@TVとTVは映像用のコンポジットケーブルで接続するが、S-Videoケーブルで接続することも可能だ。本体にはコンポジットケーブルのみ付属する。また、S/PDIF端子も装備しているので、S/PDIF端子を持つAV機器に接続することで品質を落とさずに音楽を楽しめる。

インタフェースはシンプルにまとめられている。PCカードスロットは無線LANカード専用だ

 下記にネットワーク接続の模式図に示すとおり、ユーザーのシチュエーションに合わせて使用することが可能だ。

セットアップはハード、ソフトともに容易

 Play@TVのセットアップは、本体とTV、PCをそれぞれ接続しソフトウェアをPCにインストールするという順序となる。本体に付属するユーザーズマニュアルは丁寧でわかりやすく、悩むことはないだろう。

 ソフトウェアは、PC内のマルチメディアファイルをPlay@TVに登録する「メディアオーガナイザー」(フォルダ指定するとファイルを自動認識する。次ページ参照)のほか、ネットワーク接続されるPlay@TVを認識するための「サーバープログラム」、サンプルムービーも用意されている。

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