米SanDisk、高速化したメモリースティックPROなどメモリカード新製品

» 2004年02月12日 22時49分 公開
[ITmedia]

 米SanDiskは2月12日、高速化したメモリースティックPROなどメモリカード新製品を発表した。

 転送速度を高めたメモリースティックPRO「UltraII メモリースティックPRO」と「Extreme メモリースティックPRO」は、2月中に北米で発売する。UltraIIは、今春国内発売予定(オープン価格)だが、Extremeの国内発売予定はない。

 両モデルとも、書き込み速度は9Mバイト/秒以上、読み込み速度は10Mバイト/秒以上。「Extreme」は、セ氏85度からマイナス25度までの高/低温環境での動作も保証している。

 それぞれ、256Mバイト、512Mバイト、1Gバイトタイプをラインアップする。アメリカでの価格は、UltraIIの256Mバイトモデルが119.99ドル、256Mバイトが299.99ドル、1Gバイトが599.99ドル。Extremeの256Mバイトが129.99ドル、512Mバイトが329.99ドル、1Gバイトが679.99ドル。

photo 同社のメモリースティック/メモリースティックPROのラインアップ

 従来モデルのメモリースティックPROとメモリースティックPRO Duoには128Mバイトのモデルを追加し、2月に北米で発売する。PROが59.99ドル、PRO Duoが64.99ドル。国内ではオープン価格で今春発売予定。

 書き込み9Mバイト/秒以上、読み込み10Mバイト/秒以上の高速転送型コンパクトフラッシュ(CF)「UltraII コンパクトフラッシュ」「Extreme コンパクトフラッシュ」(セ氏85度からマイナス25度まででの動作保証付き)には、容量2Gバイトのモデルを追加し、2月に北米で発売する。「UltraII」が799.99ドル、「Extreme」が849.99ドル。UltraIIは国内でも今春、オープン価格で発売するが、Extremeの国内発売予定はない。

 FAT32とFAT16の両フォーマットに対応する4GバイトのCFも4月に北米で発売する。999.99ドル。国内発売は未定。右側面に備えたスイッチでFAT32/16の切り替えが可能だ。

photo Shoot&Storeシリーズ

 また、PCへのデータ転送やデータの消去を想定しない使い捨てタイプの低価格メモリカード「Shoot&Store」シリーズも発表した。14.99ドルの32MバイトCF、SDメモリーカード、スマートメディアをそれぞれ北米で発売予定。

 2004年半ばまでに、64Mバイトモデルも24.99ドルで発売するほか、メモリースティックPRO版やxDピクチャーカード版も発売予定。日本国内での発売予定はないとしている。

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