薄型ズーム機の“定番”へ――「DiMAGE Xg」(1/2 ページ)

» 2004年03月05日 22時15分 公開
[西坂真人,ITmedia]

 薄型ズーム機の定番モデルとして人気の高いコニカミノルタカメラのDiMAGE Xシリーズ。3倍ズームで厚さ20ミリという初代「X」の衝撃的デビューから2年以上が経過したが、その魅力はいまだに色あせることはない。2月20日に発売された同シリーズ新製品「DiMAGE Xg」のレビューを通じて、その実力をあらためて探ってみたい。

photo シリーズ新製品「DiMAGE Xg」

 DiMAGE Xgは、昨年3月に発表されたXtの後継機。X(2002年1月)→Xi(同年9月)→Xt(2003年3月)と続いてシリーズ4代目となる。XiからXtの進化ではデザイン変更や小型化などが行われたが、今回は外観上の違いはほとんどない。

 最大の変更点は、この1部分だ。

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 昨年10月にコニカとミノルタが統合して、コニカミノルタ体制で初のデジカメとなったのが「DiMAGE G400」。ただしこの時点での同社は「カメラは“ミノルタ”、フィルムは“コニカ”」というブランディング路線でいく予定で、その証拠にG400のボディにはMINOLTAの文字しかなかった。

 だが、今回のXgリリースと同じ今年2月13日、同社はカメラ/フィルムなど製品分野にかかわらず新製品のブランドはすべて「コニカミノルタ」で統一すると発表した。名称を一本化することで、新ブランドのイメージ強化を図ろうというのが狙いだ。悲しいかな、先日開発発表されたαユーザー待望の「α-7 Digital」のペンタプリズム部分にも、長いアルファベット名がズラズラと並べられてしまった。

 今回のXgは、外観だけでなく機能面でも従来機種から大きく変わったところはない。同社はXg発表と同日にA2/Z2/X21とデジカメDiMAGEシリーズのラインアップを一新した。そのどれもがマイナーバージョンアップにとどまっているところからも、同社がいかに“コニカミノルタ”ブランドに移行させたいかが推測できる。

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 それでも、さすがに新製品だけあって、細かなブラッシュアップは行われている。まず、従来から定評のある高速レスポンスにさらに磨きがかかった。レンズが飛び出ないインナーズーム方式の屈曲光学ユニットのメリットを最大限に生かした高速起動がXシリーズの売りだったのだが、その起動速度を従来機の約1.1秒から約0.8秒にスピードアップ。光学3倍ズームの同画素クラスで“世界最速”の称号を継承した。

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 このレスポンスの良さは、ポケットサイズのコンパクト機には最強の武器になる。「撮りたいな」と思った瞬間にポケットからスッと取り出して電源オン→シャッターを切るという動作が実にスムーズかつ素早く行えるのだ。そして、撮り終わったら電源オフでポケットにすぐしまえる。電源オン/オフ時に可動する部分はレンズカバーのみというのは、屈曲光学系ズームレンズならではのメリット。沈胴式の光学ズーム機にはけっして真似のできない芸当だ。

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