新しく発表されたLet'snote R3/T2/W2/Y2シリーズはすべて、IEEE802.11b/g対応の「インテルPRO/Wireless 2200BG」を採用するCentrinoモデル。R3/T2/W2シリーズは超低電圧版Pentium M/1.10GHz、Y2シリーズは低電圧版Pentium M/1.30GHzを搭載し、チップセットは、R3/T2シリーズはIntel 855GME、W2/Y2シリーズはIntel 855GMを搭載する。
中でも注目したいのがモデルチェンジしたR3シリーズだ。これまでのR2シリーズでは、標準バッテリーで5時間の駆動だったが、R3シリーズでは約80%アップの9時間駆動を実現している。
バッテリー駆動時間を向上させるために、本数を4セルから6セルに変更したほか、1本あたりの容量も2200mAhから2400mAhへとアップさせ、合計で63%アップの53280mWhを確保したとのこと。このほか液晶ユニット効率の向上や、省電力部品の採用、基盤の電力効率の向上などによって9時間の駆動時間を実現したとのことだ。
また、R2と同様の約990グラムという重量を実現するため、超軽量液晶を採用したり、設置面積をさらに小型化しているほか、キャビネットは薄肉化され、計量のヒートシンクを採用したとのことだ。このため、R2では240(縦)×183(横)ミリであった筐体サイズは、229(縦)×183.5(横)ミリへとコンパクトになった。
またW2シリーズは、DVD Multiドライブ採用モデルが用意されたのが特徴だ。DVD-R/RW、DVD-RAMが利用できるほか、CPRMに対応しているので、付属する「WinDVD5 CPRM対応版」により、コピーワンスでDVD-RAM/-RWに記録された地上/BSデジタル放送のコンテンツも再生が可能だ。
なお、Y2のDVD Multiドライブ採用モデルは店頭モデルとしては用意されず、パナセンスでのカスタマイズモデルとして提供される。パナセンスではこのほか、天板の色やキーボードの変更、HDD容量の選択、メモリ増設などが行える。
新Let'snote R3/T2/W2/Y2シリーズは、5月21日より発売開始。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格は以下の通り。
品番 | 価格 | |
---|---|---|
CF-R3 | 20万円程度 | |
CF-T2 | 21万円程度 | |
CF-W2 | 24万円半ば(DVD Multiドライブモデル) | |
23万円程度(DVDコンボドライブモデル) | ||
CF-Y2 | 25万円程度 | |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.