アップルコンピュータは4月22日、先日発表された「PowerBook G4」「iBook G4」「eMac」「AirMac Extremeベースステーション(PoE)」の製品説明会を行った。
新PowerBook G4は、CPUがこれまでのPowerPC G4/1GHz/1.25GHz/1.33GHzから、PowerPC G41.33GHz/1.5GHzへ高速化。グラフィックスチップは、12インチモデルはこれまでと変わらずGeForce FX Go5200だが、15/17インチにはMOBILITY RADEON 9700が採用され、グラフィックス性能も向上している。
また、全モデルにAirMacExtremeワイヤレス機能とBluetoothモジュールが内蔵されたほか、上位モデルには4倍速のSuperDriveが搭載されている。
会場では、PowerBook G4 12インチと15インチで、それぞれ5つのムービーを同時再生するデモを行った。どちらも画像が乱れずきれいに再生されている。
新iBookは、14インチモデルではPowerPC G4/1.2GHz、MOBILITY RADEON 9200を搭載。コンボドライブを採用しており、オプションでSuperDriveを搭載可能だ。
新eMacは、1.25GHzのPowerPC G4、RADEON 9200グラフィックスカードを採用した。上位モデルは8倍速のSuperDriveを搭載している。
また、新AirMac Extremeベースステーションは、企業/学校でワイヤレス環境を構築するのに最適なモデル。Power over Ethernet対応でイーサネットから電源供給できるため、大規模事務所やキャンパスなど、電源が手近にない場所での配置が可能となる。
室内で受信品質などを測定し、複数のベースステーションを最適な場所に設置させることができる「AirMacクライアントモニタ」、複数のベースステーションを一括で管理できる「AirMacマネジメントユーティリティ」が付属する。これらのソフトは、AirMac Extremeベースステーション標準モデル/モデム、アンテナポート内蔵モデルユーザーにも今後提供される予定だという。
各モデルの価格は以下の通り。
モデル名 | 価格 | 発売時期 |
PowerBook G4 12インチ(コンポドライブモデル) | 18万8790円 | 発売中 |
PowerBook G4 12インチ(SuperDriveモデル) | 20万9790円 | 発売中 |
PowerBook G4 15インチ(コンポドライブモデル) | 23万790円 | 発売中 |
PowerBook G4 15インチ(SuperDriveモデル) | 29万3790円 | 発売中 |
PowerBook G4 17インチ(SuperDriveモデル) | 33万540円 | 4月下旬 |
iBook G4 12インチ | 12万5790円 | 発売中 |
iBook G4 14インチ(1.0GHz) | 14万6790円 | 発売中 |
iBook G4 14インチ(1.2GHz) | 16万7790円 | 発売中 |
eMac(コンポドライブモデル) | 9万4290円 | 発売中 |
eMac(SuperDriveモデル) | 11万5290円 | 発売中 |
AirMac Extremeベースステーション(PoE) | 3万240円 | 発売中 |
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