ソニーはこのほど、業界初となる片面2層記録規格「DVD+R DL」対応の内蔵型「DRU-700A」、外付け型「DRX-700UL」を発表、5月15日(外付け型は6月中旬)より発売する。価格はオープンプライス(予想実売価格:DRU-700Aが2万5000円、DRX-700ULが3万円前後)。
DVD+R DLは、片面に2層分の記録が可能な規格で、既存の1層ディスクの記録容量4.7Gバイトのほぼ2倍となる8.5Gバイト分の記録容量を実現する。例えば、MPEG2 5Mbpsの映像データでは、1層ディスクの約2時間分から3.6時間分の記録が可能になる。
DRU-700Aは、同社従来製品比で奥行き25ミリ減とするコンパクト設計で、フロントパネルはホワイトカラーのほかにブラックカラーのベゼルも付属される。本体サイズは、145.8(幅)×41.3(高さ)×165(奥行き)ミリ、重量約900グラム。
対応ディスクと記録・読み出し速度は以下の通り。
対応ディスクと記録・読み出し速度 | |
書き込み | |
DVD+R DL | 2.4倍速 |
DVD+R | 8倍速 |
DVD+RW | 4倍速 |
DVD-R | 8倍速 |
DVD-RW | 4倍速 |
CD-R | 40倍速 |
CD-RW | 24倍速 |
読み出し | |
DVD+R DL | 6倍速 |
DVD+R | 8倍速 |
DVD+RW | 8倍速 |
DVD-R | 8倍速 |
DVD-RW | 8倍速 |
DVD-Video | 4倍速 |
DVD-ROM | 12倍速 |
CD-ROM | 40倍速 |
DRX-700ULは、基本的なドライブ性能はDRU-700Aと同一とする、USB 2.0/IEEE1394対応の外付けDVD±RWドライブ。本体サイズは52(幅)×164(高さ)×234(奥行き)ミリ、重量約1500グラム。
CD/DVDライティングソフト「Nero Burning ROM SE」、オーサリングソフト「NeroVision Express」、再生ソフト「Nero ShowTime」、バックアップソフト「Nero BackItUp」パケットライティングソフト「InCD」などがバンドルされる。
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