専用ビデオプロセッシングチップで高画質を実現──VAIO type V

» 2004年05月10日 17時25分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは自社開発のビデオプロセッサを組み込んだ液晶テレビ一体型PC「VAIOパーソナルコンピュータ type V」(以下 VAIO type V)を5月10日に発表した。価格はオープンで、実売予想価格はハイエンドのVGC-V201が約26万3000円、ミドルレンジのVGC-V171が約21万円、バリュークラスのVGC-V151が約16万8000円。出荷開始はVGC-V201が5月29日、VGC-V171が6月26日、VGC-V151が5月15日からそれぞれ開始される。

 PCでテレビ番組などを表示する場合、ビデオチップに内蔵したビデオプロセッシングエンジンによって描画を行っていたが、全画面表示になると、色のくすみやぼやけたような感じが目立ち、液晶テレビと比べて画質的に劣ってしまう弱点があった。VAIO type V上位2機種のVGC-V201とVGC-V171では、ソニーが開発したビデオプロセッサー「Motion Reality」(モーション・リアリティー)を搭載して、全画面表示でも液晶TVに劣らない画質を実現している。

 Motion Realityには、動画で発生しやすい「ギザギザの斜め線」を軽減する「X-algorithm IP変換」や信号を強くして液晶の応答速度を改善し、ぼやけた画質の原因となる動画ボケを軽減する「オーバーシュートドライブ」、信号レベルやエッジ検出、斜め方向などのさまざまな手法によるシャープネスを統合して、従来のPCと比べてくっきりとした画像を表示する「Advanced シャープネス」などの技術が反映されている。

 搭載する液晶ディスプレイはVAIOでおなじみのクリアブラック液晶。VGC-V201では20インチ、VGC-V171は17インチのワイド液晶パネルを採用している(最大解像度はともに1280×768ドット)。

 液晶ディスプレイの表示設定には多用な項目が用意され、細かい設定をユーザーによって行うことも可能だが、PC作業に向いた「スタンダード」とDVD-Videoの鑑賞に向いた「シアター」など、搭載された液晶ディスプレイにあわせて、ソニーの技術者がチューニングした設定がプリセットされている。

 なお、ローエンドのPCV-V151は、Motion Realityは搭載せず、液晶ディスプレイも4:3の15インチクリアブラックが搭載されている(最大解像度1024×768ドット)

製品名VAIO type V
型番VGC-V201VGC-V171VGC-V151/W
CPUCeleron/2.50 GHz
メモリPC3200(動作クロックは266MHzに設定)/512Mバイト(最大1Gバイト)PC2700/256Mバイト(最大1Gバイト)
HDD160Gバイト
ドライブDVD±RW
グラフィックIntel 865GVSiS 651
ネットワーク100BASE-TX
TVチューナーTVチューナーつきハードウェアMPEGエンコードカード
カードスロットPCカードTypeII×1、メモリースティック×1(高速転送対応)PCカードTypeII×1、メモリースティック×1
主なインタフェースUSB 2.0×4、i.LINK×2
OSWindows XP HomeEdition SP1
サイズ551(幅)×288(奥行き)×442(高さ)ミリ(本体直立時)484(幅)×288(奥行き)×398(高さ)ミリ(本体直立時)380(幅)×200(奥行き)×342(高さ)ミリ(本体直立時)
重さ14.4キロ13.3キロ7.8キロ
ディスプレイ20インチTFTワイドディスプレイ(1280×768ドット)17インチTFTワイドディスプレイ(1280×768ドット)15インチTFTディスプレイ(1024×768ドット)
実売予想価格26万3000円前後21万円前後16万8000円前後

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