ハイテックシステムは5月19日、コンパクトフラッシュカードを起動ドライブとして利用可能な超小型ベアボーン「Benibana(ベニバナ)HTB-150」を発表、5月20日より発売する。価格はオープンプライス、予想実売価格は4万9800円。
Benibana HTB-150は、単体利用はもちろん、主にキオスク端末や、組み込み家電製品の制御端末とする活用方法が想定されており、赤外線、RS-232Cシリアル、USB、100BASE-TX LAN、アナログVGAなどのインタフェースに加え、外部PCカードスロット、内部CFカードスロットが搭載される。
前面の赤外線ポートにより、店舗に設置し、ポイント・クーポン情報などを携帯電話と赤外線通信によってやりとりする、または、本体にUSBタイプのGPSユニットを接続し、バスやタクシーなどに搭載、携帯電話などで現在位置をその場で確認するなどの活用例があるという。
なお、前面のアクリルパネルを脱着して、磁石で張り付けるアタッチメントとして、ローズウッドあるいは杉の別注木目バージョンも用意されている。
Benibana HTB-150の主な仕様は以下の通り。
製品名 | Benibana HTB-150 |
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CPU | National Semiconductor Geode GX1/300MHz |
メモリスロット | 144ピンSO-DIMM×1(最大512Mバイト) |
インタフェース | RS-232C×1、赤外線×1、PCカードスロットType II×1、TrueIDEモード専用コンパクトフラッシュカードスロット×1、100BASE-TX LAN×1、USB1.1×2、PS/2×1(キーボード/マウス接続用スプリッタ同梱) |
電源 | ACアダプタ 5V 2A |
本体カラーラインアップ | ホワイト、ブラック |
本体サイズ | 167(幅)×47(高さ)×102(奥行き) |
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