きょうは、GIGA-BYTE「GA-K8NSNXP」の強力なインタフェースに瞠目した(2/2 ページ)

» 2004年05月24日 20時27分 公開
[寺崎基生,ITmedia]
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Sandra 2004「MemoryBandwidth」「Cache&Memory Benchmark」

Sandra2004「CPU Arithmetic Benchmark」

Sandra2004「CPU Multi-Media Benchmark」

 Pentium 4システムと差を付けられているのが、メモリ関連のベンチマークだ。Sandraのスコアがほぼ3分の2となってしまっている。これは、Intel 865のデュアルメモリアクセスの効果であり、潜在的なバンド幅の大きさに関してAthlon64システムはおよばないようだ。しかしながら、実際の使用環境では、メモリバスの帯域がボトルネックになることは多くないため、あまり気にすることはないだろう。

豊富なオーバークロック機能

 GIGA-BYTEのAthlon64マザーボードラインアップのハイエンドに位置するだけあって、クロック設定に関する項目は豊富に用意されている。

 FSBは最大300MHzまで1MHz単位で設定可能。AGPクロックも66MHzから100MHZの間で、こちらも1MHz単位で設定できる。メモリクロックは100/133/150/166/200から選択可能だが、FSBと同期設定になっているので注意が必要だ。ほかには、メモリ電圧やI/O電圧といったオーバークロッカーに定番のメニューから、珍しいところではチップセットとCPU間を結ぶHyperTransportの動作電圧までも対応している。

 また、GIGA-BYTEマザーにはお馴染みのWindows用のユーティリティ「EasyTune4」が付属。自動でFSBを上昇させてながらCPUのマージンを調査してくれるツールで、手軽に、そして「比較的」安全にオーバークロック設定を行うことができる。

EasyTune4

 また、マニュアル操作になるが、Advanced Modeでは、FSBばかりでなく、CPUのコア電圧やメモリの駆動電圧の調整も可能。これまでのオーバークロックツールでは物足りなかった人でも利用してみる価値大である。

 BIOSは更新時や思わぬトラブルで起動不能になってしまった場合でも、すぐに切り替えて起動できる「Dual BIOS」をサポートしている。複数のBIOSを比較したい場合にも利用可能だ。GIGA-BYTEの更新ツール「@BIOS」も付属しており、インターネットを利用してWindows上でBIOSアップデートも可能である。

Serial ATA-HDD外付けケーブルなど、付属パーツも豊富

 GA-K8NSNXPの充実ぶりは、オンボード搭載の機能ばかりではない。二重になったパッケージをひっくり返すと、ケーブルや追加用のインタフェースブラケット、基板などがごろごろと出てくる。

 Serial ATAケーブル及び電源変換ケーブル、Ultra ATAケーブル4本、USB&IEEE1394ブラケット、USBブラケット、サウンド用SPDI/F付きブラケット、Serial ATA外付け用インタフェース基板、そして電源周りを強化するためのGIGA-BYTEオリジナルDPSモジュールと、列挙するだけでもお腹がいっぱいになってくる。これだけのおまけがあるとかなりお買い得感がある。

 ドライバCDには、これもGIGA-BYTEオリジナルの「Express Install」が用意されている。必要なドライバ類をワンクリックでインストールできる便利な機能だが、テスト環境ではExpress Installの前にDirect X 9のインストールを別に行う必要があった。どうせなら、DirectXも同時にインストールしてくれるとありがたいところだ。

Express Install

豊富な機能とIEEE 1394bに大いなる魅力を感じる

 最近、マザーボードの価格帯はかなり下落しており、2万円を超えるマザーボードは少数派といえる。GA-K8NSNXPは2万円を超える価格で販売されることが予想され、そういう意味では決して安い製品とはいえない。しかしながらSerial ATA HDDが4基接続できることや、先行したIEEE1394bの搭載など、このマザーボードならではの機能に価値を見出すユーザーにとっては決して高い価格設定とはならない。

さらには、オーバークロック機能や7.1チャンネルオーディオなども搭載しており、スペック至上主義のパワーユーザーから、多機能を求めるAVホビーユーザーまで満足できる、懐の深いマザーボードとしてもお薦めできる。Athlon 64システムに移行しようと考えている人にとっては、とても良い選択肢となるはずだ。

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