米Hewlett-Packard(HP)は6月2日、2004年を「デジタルカラー主流化の年」と位置付け、家庭とオフィスの同社イメージング/プリンティング製品の顧客を、全面的にデジタルカラー製品に移行させるための広範な取り組みを発表した。
同社はデジタルカラー主流化を促進するため、強力なカラープリンタを手頃な価格で投入するとしている。その一例が北米で初めて500ドルを切る価格で発表されたカラーレーザープリンタ「HP Color LaserJet 2550」。米推定小売価格499ドルと、零細企業や中小企業の予算に合う価格設定だとしている。
同社はまた、Adobe、Apple、Microsoft、Quarkといった業界大手と協力して、ユーザーのカラー印刷体験向上を図るとしている。
同社は、オフィスカラー印刷市場は2006年まで年率20%で成長すると予測。企業は社内にカラー印刷環境を整えることで、外部へのカラー印刷発注予算を最大50%削減できるとしている。
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