ソニーは7月1日、超薄型軽量のモバイルB5ノートPC「VAIO type 505 EXTREME(PCG-X505CP)」を発表、7月10日より発売する。価格は25万円前後。
VAIO type 505 EXTREMEは、最薄部9.7ミリ、ファン・ヒートシンクレスの放熱技術、MDサイズとなる超小型基板とそのレイアウトなど、2003年11月に発表されたバイオノート505エクストリーム(2003年11月12日の記事参照)の基本コンセプトを継承した後継モデルとなる。
主な変更点として、
などが挙げられる。
カーボンファイバー積層板は、前モデルのソニースタイル特別仕様バージョンに採用されたもので、各部品重量のばらつきなどの改善により約785グラムから約5グラム、前モデルノーマルバージョン(約825グラム)と比較すると約45グラム軽量化された。
前モデルでは別個で用意されていた100BASE-TX LANアダプタ(PCGA-DLA1)とVGAアダプタ(PCGA-DA1S)は、PCGA-DLA1とほぼ同体積のサイズに一体化される。
無線LAN PCカードは、オプションとなる。同モデル用オプションとして、IEEE802.11a/b/g対応の無線LAN PCカード「PCWA-C800S」、メモリースティック/メモリースティックPro、SDメモリカード/MMC、スマートメディアに対応するPCカードタイプのメモリーカードアダプタ「VGP-MCA10」、24か国対応のグローバルモデムPCカード「PCGA-CM100」、本体カラーに合わせた、IEEE1394接続の外付けDVD+-RWドライブ「PCGA-DDRW2」を用意する。
そのほか、Do VAIO(関連記事参照)、HDDバックアップソフト「HD革命Backup Lite」、路線検索ソフト「駅すぱあと LE」などが新たにバンドルされる。
VAIO type 505 EXTREMEの主な仕様は以下の通り。
製品名 | VAIO type 505 EXTREME |
---|---|
モデル | PCG-X505CP |
CPU | Pentium M/1.10GHz |
チップセット | Intel 855GM |
メモリ | 512Mバイト DDR SDRAM(オンボード。増設不可) |
HDD | 20Gバイト |
グラフィックス | Intel 855GMチップセット内蔵 |
ディスプレイ | 10.4インチ 1024×768ドット(XGA) |
OS | Windows XP Professional |
主なインタフェース | USB2.0×2、i.LINK(IEEE1394)S400 4ピン×1、PCカードスロット(TYPE-II)×1、VAIO関連製品専用DC OUT、100BASE-TX/外部ディスプレイ出力(外付けLAN/VGA一体型アダプタによる) |
キーボード | キーピッチ約17ミリ、キーストローク約1.5ミリ、87キー |
バッテリー駆動時間 | 約3時間 |
サイズ | 259(幅)×9.7〜21ミリ(高さ)×208(奥行き)ミリ |
重量 | 約780グラム |
発売 | 2004年7月10日 |
価格 | 25万円前後 |
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