踏まれても、水かけられても、落とされても耐えるわ、私――タフネスUSBメモリ「Nu Drive」週末アキバPick UP!レビュー

» 2004年08月09日 09時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

 タイムリー「Nu Drive ND-128」(以下、Nu Drive)は“USB夏のMemory”という、いかしたキャッチコピーにおいてこの夏、アキバの4ショップ限定で販売されているUSBメモリだ。

photo タイムリー「Nu Drive ND-128」のブルーマウイカラー

 現在出回っているのは128Mバイトタイプで、ブルーマウイとジャマイカンブラック、ココナッツホワイトにマイアミピンク(マイアミピンクは、パソコンショップ・アークのみで取り扱い)と夏らしいカラーラインアップが揃う。価格は4500円前後となっている。

 Nu Driveは10メートルの生活防水、80度の耐熱性、10メートルの落下試験に合格しているというタフネス仕様ぶりが特徴となる。筐体は厚さ2ミリ以上のゴム素材で覆われ、USB端子を覆うゴムキャップも付属する。これらにより熱、水、圧力の耐性をアップさせているのだという。

photo LEDランプ部も透明ラバーで覆われ、浸水する余地を与えない。なお、防水力を高めるためのラバーキャップはスペアも付属しているところがうれしい

ならば試してみよう

 それならば、Nu Driveのタフネスぶりを実際に検証してみよう。通常のUSBメモリと一緒に、日常生活でよくある状況下においてみた。

 まずは耐圧性。

photo IT戦士(♀)O記者、力を込めて踏む。日ごろの何かを晴らすように

 当然大丈夫だ。

 次は耐水性。

photo 水の入ったコップを倒してしまうということはよくあるシチュエーションだが、そんな面倒することなく、そのまま“ぽちゃん”と

 おお、大丈夫だ。

 本体カバーとキャップが密着し、キャップの断面までで浸水をストップできた。当然端子は濡れていないので、表面の水滴をさっとふき取るだけで即使用可能だった。

photo 表面とキャップの断面に少々水滴が付く程度で内部浸水はまったくない。本当は、海に行ってリール付き釣竿で、10メートルだけ浸水させてみようとも思ったが、あまりに無謀なのでやめにした

 次に耐熱性。

 この季節、灼熱体験環境で一番手っ取り早いのは、そのまま外に、そして炎天下の車内に放置しておくことだろう。

photo 炎天下に放置。影の濃さから暑さっぷりが分かるだろうか

 炎天下程度(?)であれば、どちらのUSBメモリも問題なく使用できた。普通のUSBメモリも50度程度までは動作保証している製品が多く、東京地区の気温レベルでは双方とも十分対応できるようだ。

 ならば、炎天下の車内ダッシュボードだ。

photo 炎天下の13時から1時間、ほどよく蒸された車内ダッシュボードに放置

 Nu Driveは耐えた。

 おそらく鉄製のものでは触れなくなるほど熱くなっているであろうこの環境でも、Nu Driveは筐体がゴムに覆われていることもあり、ほんのり暖かいと感じる程度だった。もちろんデータ損傷などもなかった。

 では、最後に落下実験。

 階段を上る途中で、ポケットからUSBメモリを落としてしまうということはありえる。例えば、階段部分は硬いコンクリート、階段最下段から少し離れたところは、ざらざらのアスファルトというシチュエーションにて、プラスチック筐体を採用する普通の製品であれば、筐体破損は免れない。

photo IT戦士(♀)、取材先に急ぐあまり重要資料データ入りUSBメモリを落とすの図

 ここまで来ると予想通りかもしれないが、何もなかったかのように正常動作する。落とした時の音はコンッ コンッ コン……といかにもゴムっぽい感じ。肉厚なラバーケースの恩恵を最も実感できることだろう。

 一方、普通のUSBメモリは悲惨だ。このときの音は、甲高くガキッ カンッ カン……と、いかにもプラスチックが割れるような、心臓に悪い感じ。筐体の傷こそはあまり目立たないが、むき出しのUSBポート金属部分はちょっと曲がって傷ついていた。ただ、このくらい大丈夫かと思ったが、ついに認識もしなくなってしまった。

photo 普通のUSBメモリにとっては悲惨な結果だ。Nu Driveはなんともないが、通常のUSBメモリは筐体と、出っ張っているUSBポート部分が傷ついた。そして壊れた

「耐久性」という安心感は、やはり備えあれば憂いなし

 USBメモリは常に携帯するアイテムなので、カバンの中で押しつぶされたり、何かを出す拍子にひっかかって落ちたり、はたまたキャップの締め付けがゆるい状態で炭酸飲料をカバンに入れ、移動中にぶちまけてべとべとずぶ濡れ(某G記者の実話。ただしUSBメモリではなくPC本体だが)ということもある。

 USBメモリを携帯用のストレージデバイスとして常時活用、特に大切なデータを持ち運ぶ機会が多いユーザーであれば、備えあれば憂いなしという製品だ。

 この“USB夏のMemory”、この耐久性があれば「ひと夏だけの思い出」とは言わず、長く愛用できそうである。

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