調査当日の金曜、SuperFlower製の430ワット静音電源ユニット「SF-430T14」がアキバ各ショップに入荷された。価格は8000円前後で、在庫は潤沢。お盆期間中でも売切れてしまうことはなさそうである。
ほかに480ワットモデル「SF-480T14」、最上位の530ワットモデル「SF-530T14」も同時に発売されている。価格は480ワットモデルが1万円前後、530ワットモデルが1万3000円前後。7か月前、前モデル「SF-400TS」が一躍注目されて、在庫切れが相次いだため、各ショップは各モデルとも、かなり多めに入荷したようだ。
SF-430T14は、定格容量が前モデルから30ワット増え、LGA775システム対応となったのが主な変更点だ。最大の特徴である巨大14センチファンは従来通りで、回転数の調整も可能。Autoモードで25度前後の気温であれば約1000rpm、最高でも1470rpmの低回転ファンを採用し、静音性も向上したという。
ただし、シリーズ最上位となる530ワットモデルは「パフォーマンス重視の別物と考えてください。ほかのモデルより同温度帯で回転数は300〜500rpmほど増えるため、通常動作状態でもややうるさくなります」(PCパーツショップ カスタム)とのことだ。
製品 | SuperPower「SF-430T14(430ワットモデル)」 |
入荷ショップ | |
T-ZONE PC DIY SHOP | 8190円 |
PCパーツショップ CUSTOM | 7980円 |
LGA775用電源ユニットの新製品ラッシュに合わせるように今週半ば、創朋「外付け電源キット OYA-PK3」が高速電脳に入荷した。価格は6279円で、在庫も十分にあるようだ。
このOYA-PK3は、普通のATX電源を外付け化できる、電源ケーブルの延長コードとユニットを置くスタンドがセットになったキットだ。3.5インチHDDを上部に乗せることができるカバーも付属され、発熱量および騒音源となるこれらを外に出すことができる。
また、比較的容量が少ない電源を搭載することも多いキューブ型やスリムブック型ベアボーンなどにて、このキットを利用して通常サイズの大容量電源を使うといったこともできるだろう。
「はじめから外付け目的で、ファンレス電源と一緒に買うユーザーも多いですね」(高速電脳は)と、ファンや水冷キットとはまた違った冷却、そして静音化を工夫するユーザーも増えているという。
製品 | 創朋「外付け電源キット renew」 |
入荷ショップ | |
高速電脳 | 6279円 |
今週水曜、DVD+R DL4倍速、DVD+-R16倍速記録対応のDVD+-RWドライブ、アイ・オー・データ機器「DVR-ABN16W」がクレバリー1号店に入荷した。価格は1万5718円で、在庫はごく少数という。
DVR-ABN16Wは、NEC製のDVD+-RWドライブ「ND-3500A」を採用、4倍速DVD+R DL記録対応に加え、DVD+Rに記録する際に、メディアタイプをDVD-ROMとして記録することで家庭用DVDプレーヤーとの再生互換性を高める「ROM化機能」を搭載するのも特徴の一つとなっている。
「NEC純正ドライブが大量に出回り始めましたが、この製品のROM化機能は、アテネオリンピックで録画機会が多いこの時期に、大きなアドバンテージになるかもしれません」(某ショップ)と話す。
製品 | アイ・オー・データ機器「DVR-ABN16W」 |
入荷ショップ | |
クレバリー1号店 | 1万5718円 |
T-ZONE PC DIY SHOPでは、8月14日(土)の開店と同時に、グラフィックスカードのメーカー再生品(RMA品)20枚を一挙に販売するという。
残念ながら具体的な型番や価格は明かせないとのことだが、当時4万円相当だったATI系製品が6割引き、3万円相当のGeForce 4系製品が数千円で販売されるとかしないとか。
T-ZONE PC DIY SHOPの、土曜日の開店時間は午前10時。ただし「行列が長くできるような事態になってしまったら、10分程度早めに開店することもあります」(店員談)とのことなので、狙いをつけたユーザーは早めに足を運んでおくことをお勧めする。
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