レビュー
» 2004年09月16日 18時43分 公開

いつなんどきでも消費電力が気になるアナタに──Thermaltake TWV480 Total Watts Viewer電源ユニット(1/2 ページ)

Thermaltakeといえば「フツーとは違う」という強い個性で、ほかとは一線を画したPCパーツを数多く発売している台湾メーカー。そんな同社が発売した電源システム「TWV480」が普通でないのは当然といえば当然なのだ。

[河野寿,ITmedia]

 話題となるような製品を多く出しているわりには、日本で見かけることが少なかったThermaltakeのパーツ類。日本法人として「日本サーマルティク株式会社」を設立したこともあって、最近では目に触れる機会も多くなっているようだ。

 TWV480 Total Watts ViewerはそんなThermaltake製品の中にあって、とりわけ異彩を放つ電源システムである。

電源+ファンコントローラだけでは満足できないThermaltake

 TWV480 Total Watts Viewerを構成するのは、480ワットのATX電源とファンコントローラ、冷却ファン、そしてケーブルなどである。基本となるのは、むろんオレンジ色の冷却ファンが目立つ電源部分だ。

 価格はオープンプライスだが、実売で1万3000円前後のようなので、480ワットの電源とファンコントローラを別々に買うことを考えると割安かもしれない。

電源本体とファンコントローラ、そして本体の冷却ファンから構成される

 外見はいかにもThermaltakeらしいが、いまどきの電源としても2本のSerial ATA用出力や20-24ピンのアダプタケーブル(BTXやサーバ用、そしてPCI Express対応マザー用)など、ひととおりの機能は備えている。

 下の写真にあるように、DC出力の+5ボルトが40アンペア、+3.3ボルトが30アンペア、+12ボルトが18アンペアという仕様は、とくに秀でているわけでもなく標準的なところ。3.3ボルトと5ボルトが別々に出力されているのかあるいは合計か、についてここからは読みとれないが、これらの出力を合わせると約536ワットになり、いっぽうでカタログに掲載された最大出力は480ワットなので、どうやら別系統ではないのかもしれない。

ピーク時の負荷は最大550ワット

 電源部分には最近流行のアクティブPFCを搭載してる。アクティブPFCについては以前のレビューでも触れたように、ユーザーに直接的なメリットがあるわけでないが、搭載していて悪いこともないだろう。

アクティブPFC搭載なので100〜240ボルトまで対応(切り換える必要がない)

 電源の本体にはファンが二つついている。両方とも8センチという標準的な径をもった冷却ファンで、一つはオートコントロール機能により温度によって回転数が自動的に変化する。例えば摂氏25度のときには2300rpm、摂氏90度では4800rpmとなるようだ。もう一つのファンは回転数が固定の2400rpmで回転する。いずれも比較的静粛性は良好。1300rpmにしたときの騒音は17dBと非常に低い。

冷却ファンは径がどちらも8センチ。厚さは2.5センチに1.5センチの2種類

 このシステムには、電源のほかにファンコントロールパネルとケース用の冷却ファンが付属する。

 ケース用の冷却ファン(8センチ、2.5センチ厚、1300〜3000rpmで可変)と電源ユニットにある冷却ファンの一つは、このコントロールパネルから回転数を制御できる。パネル部分についているつまみで制御するものだが、現在の回転数を真ん中のパネルに表示させながら制御することは残念ながらできないようだ。

5インチベイに収納可能なコントローラ部分

 では、この表示パネルは何に使うのかというと、じつは、これがこのシステムの最大のウリである「電力表示」用パネルなのである。

表示される値は何を意味する

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