キヤノンは9月22日、有効画素数約1670万画素の35ミリフルサイズCMOSセンサーを搭載した、プロ向けデジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds MarkII」(以下、1Ds MarkII)を発表した。価格はオープンプライスで、市場想定価格は90万円前後。11月下旬発売予定。
1Ds MarkIIの映像エンジンも「DIGIC II」となり、約4コマ/秒、JPEG/ラージモードで約32枚の連続撮影が可能となった。ISO感度は100〜1600の通常モードと、ISO 50/3200の拡張モードが用意されている。起動時間も「EOS-1Ds」(以下、1Ds)の1秒から0.3秒へと短縮された。撮影中のメニュー変更はできないが、再生画像表示が可能。
また、撮影可能枚数も1Dsと比べて向上。CIPA規格による測定法では、常温で1200枚(1Dsは600枚)、0度の低温下では800枚(同450枚)と約2倍になった。
このほか、同時発売のアクセサリとして、有線/無線LAN経由での画像転送が可能な、ワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-E1」が用意される。
WFT-E1は、FTP経由でのファイル転送に対応。IEEE802.11b/gおよび、本体に用意されたRJ-45コネクタによる有線LANが利用できる。通信設定用のソフトウェア「WFT-E1 Utility」が同梱されており、CFカードに設定情報を記述することで、1Ds MarkIIからの転送が可能になる。WPA-PSKに対応。
なお、キヤノンはプロ向けの特別内覧会として「EOS-1Ds MarkII プロ特別内覧会」を企画している。詳細は以下の通り。
会場 | 日時 | 場所 |
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東京 | 10/14 13:00〜16:30 | キヤノン販売Sタワー4階プレゼンルーム |
大阪 | 10/26 13:00〜16:30 | 毎日新聞オーバルホール |
名古屋 | 10/28 13:00〜16:30 | キヤノン販売名古屋支店9階 |
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