「デュアルには多少劣るが拡張性は充分」――アップル、エントリーモデルのPower Mac G5を公開――

» 2004年10月22日 17時46分 公開
[北村明子,ITmedia]

 アップルコンピュータは10月22日、10月19日に発表したPower Mac G5とiBook G4、Xserve RAIDの発表会を行った。

 Power Mac G5はこれまでデュアルプロセッサ2.5GHz、デュアルプロセッサ2GHz、デュアルプロセッサ1.8GHzのCPUを搭載した3モデルがラインアップされていたが、今回シングル1.8GHz搭載のエントリーモデルが追加された。価格は18万8790円。

 入出力デバイスは現行モデルと同様で、ギガビットイーサネット、FireWire 800、FireWire 400ポート×2、USB2.0ポート×3、光デジタルオーディオ入出力、アナログオーディオ入出力、ヘッドフォンジャックを搭載する。

インタフェースの変更はない

 また、デュアルディスプレイに対応したGeForce FX 5200 Ultraグラフィックスカードを備えており、BTOオプションでRADEON 9600XT、RADEON 9800XT、GeForce 6800 Ultraのほか、GeForce 6800 GT(近日、日本にて発売予定。アメリカでの価格は490ドル)が搭載可能だ。

 またその他のBTOオプションとして、最大4GバイトのRAM、160Gバイト/250Gバイト HDD、DVD-ROM/CD-RWドライブのほか、AirMac Extremeカード、Bluetoothモジュール、Apple Fibre Channel PCI-Xカード、Apple PCI-X ギガビットEthernetカードが用意されている。

 アップルコンピュータのプロダクトマーケティング 小尾秀男氏は、「新Power Mac G5は、デュアルモデルには多少劣るが、拡張性は充分ある。手頃な価格となったこのPower Mac G5を、できるだけ多くの人に使っていただきたい」と述べた。

 新Power Mac G5の仕様は以下の通り。

製品名 Power Mac G5(M9555J/A)
OS Mac OS X
CPU シングル1.8GHz PowerPC G5
メモリ 256Mバイト PC3200(最大4Gバイト)
グラフィックス GeForce FX 5200 Ultra
HDD 7200rpm 80Gバイト
光学ドライブ SuperDrive
価格 18万8790円

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