きょうは、「RADEON X700 Pro 対 GeForce 6600 GT」で新世代ミドルレンジGPUの雌雄を決してみようかなグラフィックスカード(2/2 ページ)

» 2004年10月26日 18時17分 公開
[長浜和也,ITmedia]
前のページへ 1|2       
3DMark03 PixelShader2.0

3DMark03 RagTroll

TOMBRAIDER angel of darkness

DOOM3(timedemo demo1)

3DMark05 Score

 ベンチマークの結果を並べて気が付くのは「古いベンチの軽い設定ではGeForce 6600 GTが優勢、しかし、ベンチが新しく、そして設定が重くなるにつれ、RADEON X700 Proが盛り返してくる」という、これまでも同クラスのNVIDIAとATIのGPUを比較したときに見られた傾向が出てきていることだ。

 最新の3DMark05では、フィルタを有効にしたり解像度を上げていくとGeForce 6600 GTの落ち込みが激しいのと対照的に、RADEON X700 Proは踏ん張るように徐々に落ち込んでいくのが分かるだろう。

 面白いのはDOOM 3の結果で、低解像度&フィルタ無効の状態で評判どおりの圧倒的な強さを見せるGeForce 6600 GTが、高解像度、もしくはフィルタ有効状態ではRADEON X700 Proにリードを許してしまっている。GeForce 6シリーズの上位モデルでも負荷を重くしていくと急激にパフォーマンスが低下していたのを思い起こすと、「DOOM 3とGeForce 6シリーズの親和性」というフレーズは「軽負荷時」という条件付きで評価すべきように思われるがいかがだろうか。

 3DMark03では3DMark ScoreでGeForce 6600 GTが軽負荷重負荷関係なく優勢になっているものの、GT4では逆にRADEON X700 ProがGeForce 6600 GTを押さえ込んでいる。これも、いままでNVIDIAとATIのGPUを比較したときの傾向と同じだ。

 ミドルレンジクラスのグラフィックカードでも「ベンチマークの値こそすべて」と、そのグラフィックスカードが出しうる最高の結果を重視するユーザーにとって、3DMark03やTOMBRAIDER AoD、DOOM 3における軽負荷時の結果が示すように、GeForce 6600 GTはより魅力的な選択肢となるだろう。

 その一方で、今後登場する重量級3Dゲームで、フィルタリング設定を好きなだけ有効にした美しい画面でプレイしたい、と思うゲームフリークにとって、重負荷時のテストや最新の3DMark05の結果が示すRADEON X700 Proの「粘り腰」はじつに頼もしい。

 ベンチマークの絶対値を取るか、視覚効果と描画速度のバランスを取るか。ユーザーがどちらを重視するかで、選択するグラフィックスカードは決まってくるのではないだろうか。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  3. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  4. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  5. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  6. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  7. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  8. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  9. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  10. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年