「これなら液晶TVに負けない」――NEC三菱、高画質化回路+TV付き液晶ディスプレイ発表(3/3 ページ)

» 2004年10月27日 17時56分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

「VISEO」シリーズ復活の理由と背景

 同社は今回、大型パネル搭載モデルのシェア拡大という理由のほかにPC/AV機器全般を含めたマルチソース入力へのニーズも非常に増加しているとし、TVチューナーとD4コンポーネント入力端子含むAV端子を搭載したマルチソースタイプの液晶ディスプレイシリーズ「VISEO」を復活させた。

photo 「国内における液晶ディスプレイ比率は本年度、約9割になる。パネルの値下がりに比例し17インチ以上のモデル、特に19インチ以上のモデルへの需要が高まっている」(NEC三菱 代表取締役副社長兼日本AP販売事業部長 栗坂伸継氏)

 その背景には、当然ながら昨今のユーザーニーズへの対応のほかに、従来のVISEOシリーズは大きなウイークポイントがあったという事実がある。当時のVISEOシリーズは、画面サイズと価格、そしてTV視聴時における画質において、同等サイズの家庭用液晶TVと比較すると劣る傾向にあり、量販店で積極的に推奨されなかった経緯が存在したという。

 今回のVISEOシリーズには、

  • 19インチ製品としては最速クラスの応答速度8ms、高輝度(400カンデラ/平方メートル)、高コントラスト比(700:1)の光沢パネルを採用する
  • TVチューナーに加え、AV機器からの映像信号を補正する三次元Y/C分離、三次元I/P変換、三次元ノイズリダクションといった高画質化回路を搭載
  • D4対応コンポーネント入力端子を搭載し、デジタルチューナーとの接続に対応

 という特徴により、今までおまけ程度に考えられていたPC用液晶ディスプレイのTVチューナー機能を「家庭用液晶TVに匹敵するTV画質を実現する」ほどにまで高めた。このニーズを満たすことが今後の市場シェア拡大に不可欠な要素の一つであるとしている。

photo 「家庭用液晶TVに匹敵するTV画質を実現した」(NEC三菱 日本AP販売事業部 谷口明彦氏)
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月02日 更新
  1. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  2. “録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える (2026年04月01日)
  3. 「EcoFlowか、それ以外か」――日本法人7周年、圧倒的シェア獲得へ向けた「4つの柱」と2026年のロードマップ (2026年04月01日)
  4. ケンジントンの「 SlimBlade Pro トラックボール」がセールで約1万円に (2026年03月31日)
  5. オーソリニア配列キーボード「Keychron Q15 Max」を試す 美しいグリッド配列は人を選ぶ? (2026年03月31日)
  6. 会社名は「BRAVIA(ブラビア)」に ソニーとTCLが法的拘束力のある「戦略的提携」契約を締結 (2026年03月31日)
  7. 滑らかなキータッチと静音性を両立した「LOFREE Flow Lite 84」が15%オフの1万4960円に (2026年03月31日)
  8. スマートディスプレイ「Echo Show 11」がセールで35%オフの2万5980円に (2026年03月31日)
  9. 停電や災害時にも安心な蓄電池「Jackery ポータブル電源 500 New ソーラーパネルセット」がセールで40%オフの5万6760円に (2026年03月31日)
  10. 「8cmの段差」も乗り越える! Dreameがロボット掃除機の新モデルを発表 2万円台からのエントリー機や乾湿両用スティック機も (2026年04月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年