試用機は、CPUはCeleron M 330(1.40GHz)、256Mバイト DDR SDRAM、40GバイトHDD、CD-RW/DVDコンボドライブを採用する標準構成モデルであったが、CPU、メモリ容量、HDD容量、光学ドライブ、バッテリーの種類、無線LANの有無などBTOによるカスタマイズも可能だ。基本パーツ項目以外に、ハードウェアの追加サポート(3〜5年引き取り/オンサイトなど)、アプリケーションの電話サポート(回数制限/無制限)などサポート項目に関しても選択できる。
製品名 | HP Compaq nx4800/CT | |
BTO構成メニュー | 標準構成モデル | |
CPU | Celeron M 330、Pentium M 725/745 | Celeron M 330 |
チップセット | Intel 855GM | |
メモリ | 256Mバイト〜2Gバイト DDR SDRAM(メモリスロット×2) | 256Mバイト DDR SDRAM(256Mバイト×1) |
HDD | 40/60/80Gバイト Ultra ATA/100 4200rpm | 40Gバイト |
光学ドライブ | DVD-ROM、CD-RW/DVDコンボ、8倍速DVD+R記録対応DVD+RWドライブ | CD-RW/DVDコンボ |
ネットワーク | 100BASE-TX LAN、56Kモデム | |
ネットワークオプション | なし、IEEE802.11b/g(Intel Pro/Wireless 2200BGチップ搭載 Centrino準拠)、IEEE802.11b/g(Broadcommチップ搭載) | IEEE802.11b/g |
液晶パネル | 1280×768ドット表示対応 14インチワイドウルトラクリアビューカラー液晶、1280×768ドット表示対応 14インチワイド低反射カラー液晶 | 14インチワイドウルトラクリアビューカラー液晶 |
インタフェース | PCカードスロット(TypeII)×1、6in1メディアカードスロット(SDメモリカード/メモリースティック(Pro含む)/スマートメディア/xDピクチャーカード/MMC)、アナログD-Sub×1、S-Video出力×1、USB2.0×3、IEEE1394×1、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1、専用拡張コネクタ×1 | |
サウンド | JBL-Proステレオスピーカー、Sound Blaster Pro互換サウンド機能 | |
バッテリー | 6セルリチウムイオンバッテリー、12セルリチウムイオンバッテリー | 6セルリチウムイオンバッテリー |
バッテリー持続時間 | 約3.5時間(6セル)/約7時間(12セル) | 約3.5時間(6セル) |
OS | Windows XP Professional、Windows XP Home Edition | Windows XP Home Edition |
本体サイズ | 334(幅)×230(奥行き)×33(高さ)ミリ | |
重量 | 約2.36キロ(6セルバッテリー搭載時) | |
価格 | ― | 11万9700円 |
特徴の一つであるフルピッチキーボードは、Enterキーの右にHome/Page UP/Page Down/Endといった、一般ユーザーにとっては使用頻度が低いであろうキーが配置されるやや変則タイプではあるものの、ほぼ全域で19ミリピッチとなるキーにより、入力はかなり快適だ。キーボード上部には電源ボタン、音量調整ボタン(音量アップ/ダウン/消音)、無線LAN機能の制御ボタンが配置されている。
4ウェイスクロール機能付きタッチパッドは、タッチパッド上の物理ボタンで機能をオフにもできる。なおこのボタンにはランプが内蔵されており、機能しているか否かの確認も一目で行えるようになっている。
なお、試用モデルの搭載メモリは256Mバイトであったため、日常作業でもスワップによる速度低下が頻発した。Windows XPとそのほか使用するソフトをストレスなく動作させるには、やはり256Mバイトでは足りない。BTOにて容量が多いものに変更するか、増設を強くお勧めしたい。
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