富士通は2005年の春モデルとして、DESKPOWERラインアップを一新した。新規に追加されたラインアップはないものの、従来の「T」「LX」「H」「CE」シリーズでAV関連機能の強化が施されている。
液晶一体型のTシリーズは、「T90K」が春モデルとして登場。CPUやチップセット、搭載するメモリ容量やHDD容量などPCの基本性能は秋冬モデルの「T90J」と同様だが、液晶ディスプレイのサイズは従来の22インチから23インチに大型化し、解像度も1360×768ドットと増やされた。
さらに、表示性能の部分でも液晶の応答速度が従来よりアップ。また、表示の色温度も日本人の黒い瞳で美しく見える「青い白」の方向(色温度が上がる方向)に調整されていると、富士通では説明している。
| 型番 | T90K |
| OS | Windows XP Home Edition SP2 |
| CPU | HT Pentium 4/3E GHz |
| チップセット | Intel 865GV |
| メモリ(最大) | PC3200/512Mバイト(最大1Gバイト) |
| 液晶ディスプレイ | 23インチワイド(1360×768ドット) |
| グラフィックス | チップセット内蔵 |
| HDD | 300Gバイト |
| 光学ドライブ | DL対応DVDスーパーマルチ |
| ステレオスピーカー | 本体内蔵(サブウーファ内蔵) |
| TV機能 | 高画質ハードウェアエンコード |
| ネットワーク | 100BASE-TX/10BASE-T |
| スロット | PCカードType II×2、SDメモリーカード/メモリースティック両用 |
| 主なインタフェース | USB2.0×5、IEEE1394、コンポーネント(D4)入力 |
| サイズ | 幅710×奥行き286×高さ483ミリ |
| 重量 | 約25キロ |
| 発売日 | 1月8日 |
| 実売予想価格 | 31万円前後 |
エントリークラスの液晶一体型PCとして人気のあるLXシリーズは、CPUにPentium 4/3EGHzを搭載した「LX70K」とCeleron D 335を搭載した「LX50K」が登場。どちらも、液晶ディスプレイのサイズと解像度は従来どおりだが、富士通の説明では輝度を約30%アップさせたという。なお、TVチューナーを搭載するのは従来どおり上位モデルのLX70Kのみとなる。
内蔵ドライブは両方のモデルでアップグレード。2層式DVD+Rの書き込みにも対応したDVDスーパーマルチドライブもLX70K、LX50Kで搭載している。
LX70KはCPU、チップセット、搭載メモリ容量が従来と同じだが、HDD容量は200Gバイトから250Gバイトに増えた。また、LX50KはHDD容量が従来どおりながらメモリ容量は標準で512Mバイトとなった。
| 型番 | LX70K | LX50K |
| OS | Windows XP Home Edition SP2 | |
| CPU | HT Pentium 4/3E GHz | Celeron D 335 |
| チップセット | Intel 865GV | |
| メモリ(最大) | デュアルチャネル対応PC3200 512Mバイト(1Gバイト) | PC3200 256Mバイト(1Gバイト) |
| 液晶ディスプレイ | 17インチ(1280×1024ドット)(TVチューナー搭載) | 17インチ(1280×1024ドット) |
| グラフィックス | チップセット内蔵 | |
| HDD | 250Gバイト | 200Gバイト |
| 光学ドライブ | DL対応DVDスーパーマルチ | |
| ステレオスピーカー | 本体内蔵 | |
| TVキャプチャー | ハードウェアエンコード | |
| ネットワーク | 100BASE-TX/10BASE-T | |
| スロット | PCカードType II×2、SDメモリーカード/メモリースティック両用 | |
| インタフェース | USB2.0×5、IEEE1394 | |
| サイズ | 幅479×奥行き238×高さ400ミリ | |
| 重量 | 約16キロ | 約15.5キロ |
| 発売日 | 1月8日 | |
| 実売予想価格 | 24万円前後 | 19万5000円前後 |
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