ATIブースでPentium4対応RADEON XPRESS 200搭載マザーボードを展示2005 International CES

» 2005年01月09日 23時17分 公開
[平澤寿康,ITmedia]

Athlon64対応のRS480と同じ「RADEON XPRESS 200」シリーズとして展開

 グラフィックチップメーカー大手ATI Technologiesは、2005 International CES会場にブースを構え、自社製品を精力的にアピールしていた。

 CESということもあって、同社のグラフィックチップを利用してHDクオリティの映像を再生させその品質をアピールしたり、ATI製チップを内蔵するセットトップボックスを展示するなど、ホームシアターなどの分野に近い内容の展示が中心で、グラフィックカードなどのPC向けパーツの展示は隅に追いやられているといった雰囲気となっている。

 しかし、その中でPC関連として見逃せないものを発見。それは、ATI製チップセット「RADEON XPRESS 200」シリーズのPentium4対応版を搭載したマザーボードだ。これは、PCI Expressおよび「RADEON X300」ベースのグラフィックス機能を統合したチップセットで、「RS400」というコードネームで知られているものだ。

 すでにAthlon64用のRADEON XPRESS 200シリーズは出荷済みで、搭載マザーボードもいくつかのマザーボードメーカーが発表しているが、RS400が正式にRADEON XPRESS 200シリーズとして展示されたのはこれが初めてだ。

 そのマザーボードは、ASUS製の「P5RD1-V TV」というATX仕様のものだ。LGA775ソケットが搭載され、メインメモリスロットはDDR DIMMスロットが4本用意されている。

画像 RS400ことPentium4対応RADEON XPRESS 200搭載マザーボード、ASUS製「P5RD1-V TV」。LGA775ソケットが用意されており、LGA775対応Pentium4/Celeronが利用可能。メインメモリスロットはDDR DIMMスロットが4本用意され、デュアルチャネル動作もサポートされている

 拡張スロットは、PCI Express x16スロットが1本、PCI Express x1スロットが3本PCIスロットが3本。サウスブリッジにはATIの「IXP400」ではなく、ULiの「M1573」が採用されており、4ポートのシリアルATA、8ポートのUSB 2.0、100BASE-TX対応LAN、HDオーディオ機能などを持つ。

 またシリアルATAはRAID 0/1/0+1のRAID機能もサポートしている。このM1573は、Athlon64用のRADEON XPRESS 200シリーズであるRS480同様、RADEON XPRESS 200とPCI Expressで接続される。

 Pentium4対応版RADEON XPRESS 200は、まだ正式に発表されていないため、参考展示という形ではあるが、今月後半にもATIから正式に発表される予定となっているので、その後に市場に投入されることになるだろう。

 また、その周りには、Athlon64用のRADEON XPRESS 200/200P搭載マザーボードも複数展示されていた。こちらも秋葉原のパーツショップなどでの販売はまだのようだが、近いうちに登場が予想される。

 RADEON XPRESS 200は、RADEON X300ベースのグラフィックス機能を搭載し、グラフィック統合チップセットとしては破格の描画パフォーマンスを誇っており、低価格PCの自作用途としてかなり魅力的。それだけに早期の登場を期待したい。

画像 Athlon64用のRADEON XPRESS 200を登載するECS製の「RS480M」。こちらはすでに発表済みで、市場への登場も間近となっている
画像 同じくAthlon64用のRADEON XPRESS 200を搭載するSapphire製の「RS480MS9-A56S」。Micro ATX仕様となっている
画像 Athlon64用RADEON XPRESS 200Pを登載するECS製の「RX480M2-IL」。RADEON XPRESS 200Pは、RADEON XPRESS 200からグラフィックス機能を省いた廉価版だ
画像 こちらもAthlon64用のRADEON XPRESS 200Pを搭載するSapphire製の「RX480MS9-A56S」。近いうちに秋葉原などのパーツショップでも扱われるはずだ

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