ビギナーのみならずプロのサブ機でも超面白い――E-300(4/4 ページ)

» 2005年01月12日 11時21分 公開
[山田彰一,ITmedia]
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テスト作例

 使用カメラはE-300のほか、E-1、CAMEDIA C-8080 Wide Zoom、D2H、EOS 20D。E-300、E-1のレンズはZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6、ZUIKO DIGITAL 40-150mm F3.5-4.5、ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 Macroを使用。

ノイズテスト(+解像感、発色)

 全てISO400、1/125秒、F7.1、オートホワイトバランスにてグレーチャートを撮影、ごく一部分トリミングしたもの。各機の解像感、CMYの発色傾向もわかる。

画像 E-300
画像 E-1
画像 CAMEDIA C-8080 Wide Zoom
画像 D2H
画像 EOS 20D

 同じ800万画素機でもCCDの小さいC8080と比べるとノイズも解像感もその差歴然である。E-1との比較ではほぼ同等のノイズ感で、またE-300の方が解像感が高く見えるがこれはおそらくシャープネスがかかっているためであろう。

ピントテスト

 約1メートル離れた地点から、焦点距離35ミリ(35換算70ミリ)で撮影、ごく一部をトリミング。使用レンズはZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6、1/20秒、F3.2、ISO100。両機とも問題のないAF性能だ。

画像 E-300
画像 E-1

ダイナミックレンジを意識した作例

 露出はすべてマニュアル。

画像 FinePix S2 Pro、RAWモードにてアンダーめに撮影。現像時に+1/3してバックのハイライトを残した
画像 E-300でZUIKO DIGITAL 40-150mm F3.5-4.5。F6.7、1/125秒、ISO100。バックのハイライトの残り具合は驚異的だ
画像 E-300でZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6。F6.7、1/125秒、ISO100。同じ焦点距離なのだが……
画像 D2HのRAW。F7.1、1/250秒、ISO200
画像 E-1+ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 Macro。F7.1、1/125秒、ISO100。赤み強調
画像 E-300+ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 Macro。F7.1、1/125秒、ISO100。これもバックのとび具合を見ていただきたい。

 他社カメラと比べ、E-1 とE-300がいかにハイライトに強いかお解かりいただけると思う。またE-300は800万画素へアップしたのが、ダイナミックレンジはE-1に肉薄している感じを受けた。

テスト協力:新藤修一


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