PCI Expressに対応した「MOBILITY RADEON X700」発表

» 2005年01月19日 20時25分 公開
[ITmedia]

 ATI Technologiesは1月19日に、PCI Expressに対応したノートPC向けミドルレンジGPU「MOBILITY RADEON X700」を発表した。

 すでに、ATIからはPCI Expressに対応したノートPC向けGPUとして「MOBILITY RADEON X800」「MOBILITY RADEON X600」「MOBILITY RADEON X300」が発表されているが、MOBILITY RADEON X700は2004年に登場した新世代コアを採用した初のノートPC向けのミドルレンジGPUになる。

 MOBILITY RADEON X700はPCI Express X16に対応。GPUの構成はデスクトップ向けのRADEON X700に準じ、Direct X 9.0にハードウェアで対応し、8本のピクセルパイプラインと六つのバーテックスエンジンを実装、ビデオメモリはGDDR3をサポートする。

 また、これまでのPCI Express対応MOBILITY RADEON同様、液晶ディスプレイの画質を改善するために「LCD-EE」(LCD Enhancement Engine)を取り入れている。

 プロセスルールはRADEON X700と同じ0.11マイクロで、層間絶縁膜に低誘電体(Low-K)は導入されていない。電力管理機能はPCI Expressのパワーマネジメント機能を利用できる「POWERPLAY 5.0」が実装された。

ATIが公開したMOBILITY RADEON X700を100とした場合の、MOBILITY RADEON 9700とMOBILITY RADEON X700の相対性能

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