テレビを持って町へ出よう──富士通「FMV-BIBLO LOOX T70K/T」(1/2 ページ)

» 2005年02月04日 17時57分 公開
[小林哲雄,ITmedia]

LOOX Tでもテレビを見たいのです

 デスクトップPCの多くがTV番組の録画に対応し、ノートPCでも同様のモデルが珍しくなくなったが、ついに、携帯重視型ノートPCにもこの流れが及んできた。そこで、「この春、富士通がイチオシのモバイルテレビ」に対応したLOOX Tシリーズの上位モデルに属するLOOX T70K/Tをチェックした。

BIBLO LOOX T70K/T

 T70K/Tのスペックは2004年秋モデルとほぼ同じ。変更はCPUの動作クロックがアップした(上位モデルは超低電圧版Pentium M 733から超低電圧版Pentium M 753に変更)程度となっている。秋冬モデルは2製品でラインアップを構成していたが、春モデルではテレビ機能に対応したモデルが追加した3製品が用意された。

 このテレビ機能に対応したT70K/TだげがHDD容量が80Gバイトから100Gバイトとアップ(その代わり、無線LANが802.11a/b/g対応からb/gへスペックダウンしたが)。

 モバイルノートはバッテリー駆動時間が重要なスペックとなるが、CPUのクロックアップに伴い超低電圧版Pentium M 753搭載モデルは、標準添付のLバッテリー(10.8ボルト、4800ミリアンペアアワー)装着時で約7.2時間となっている。これは、秋冬モデル「LOOX T70J」(超低電圧版Pentium M 733)の約7.5時間から短くなっている。

 さらに、テレパソモデルのLOOX T70K/TはHDDとして5V動作の「MHU2100AT」を搭載しているために消費電力がかさみ、バッテリー駆動時間が約6.9時間とさらに短くなっていることに注意したい。

 基本仕様は前モデルとさほど変わらないのは先ほど述べたとおりで、チップセットにグラフィックスコアを内蔵したIntel 855GMEを採用し、 ディスプレイは10.6インチのワイドスーパーファイン液晶。最大解像度は1280×768ドットだ。

 メモリは標準で256MバイトのPC2700メモリを搭載。メモリスロットは2つあるが、1つはこの256Mバイトメモリが使っている。最大メモリ容量の1Gバイトを搭載する場合、この256Mバイトを取り外して、512Mバイトのモジュールを2枚購入することになる。

 外部接続端子は、プレゼンテーションでプロジェクタに接続するために根強い需要があるVGAとS端子、汎用目的のUSB 2.0×2とホームユースで利用機会が増えてきたIEEE 1394、そしてノートPCでは定番のPCカードスロット(Type II対応)、CFカードスロット(Type II)、SD/MMC/メモリースティック対応の3in1スロットなど、261×199×32〜35ミリのコンパクトボディとしては充実した内容となっている。無線LANのオンオフスイッチも手前左についているので、不要なときにはオフにして消費電力を抑えることが可能だ。

右側面にはUSB、IEEE 1394、LAN、VGAとケーブル接続を要する主要なインタフェースが集中している

左側面も各種カードスロットにモデム、光学ドライブと頻繁に利用するインタフェースがすき間なく配置されている。キャプチャーユニットは光学ドライブと換装することで利用可能になる

小さな筐体に多様なインタフェースを搭載するため、正面左寄りにも3in1スロット(メモリースティック、SDカード、MMCに対応)と無線LANのオンオフスイッチが用意された

 光学ドライブはスロット構造になっており、標準搭載のDVDスーパーマルチドライブ以外にモバイルマルチベイ用カバーとキャプチャーユニットが同梱されている。ユーザーは必要に応じてドライブとこれらユニットを交換して利用する。また、増設用バッテリーユニットもオプションで用意される。

 重量は2004年秋冬モデルと変わらず、LバッテリーとDVDドライブ搭載時で約1.50キロ、ベイカバー取り付け時で約1.34キロ、新機能のキャプチャーユニット取り付け時で約1.48キロとなる。

屋外でもテレビを見ることはできる………が

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