コニカミノルタ、毎分25.6枚出力を実現したA4カラーレーザープリンタを発売

» 2005年02月15日 16時43分 公開
[ITmedia]

 コニカミノルタビジネステクノロジーズは、A4フルカラーで毎分25.6枚という世界最速プリントを実現したビジネスカラーレーザープリンタ「magicolor(マジカラー) 5440 DL」を2月28日から発売する。価格は228,000円。

A4カラーレーザープリンタ「magicolor(マジカラー) 5440 DL」

 昨年11月に発売したmagicolor 5430 DLの上位機種となり、2004年グッドデザイン賞受賞のユニバーサルデザイン対応ボディ、高速4連タンデムエンジンの搭載や重合法トナーの採用、eAIDCセンサーによるトナー濃度自動検知など基本機能はそのまま継承し、搭載する処理プロセッサの性能向上によって、従来の毎分20枚から25.6枚へと大幅な高速化を図っている。

 ハイスピード化に伴い、同社ではmagicolor 5440 DLをオフィスにおける中規模ワークグループでのネットワーク利用に適した製品と位置付け、既存のモノクロシェア型プリンタの置き換え需要を狙う。

従来機および姉妹機magicolor 5430 DLとの製品位置付けの相違

 大容量カートリッジを新たに専用オプションに加えることで、A4サイズでモノクロは約2.3円、カラーは約11.45円(各色5%連続印刷時)という低ランニングコストを実現。実際の一般的なA4ビジネス文書に置き換えると、モノクロは3.47円、カラーは7.78円と算出され、「ビジネス文書においてカラー出力は決して高くないことを、magicolor 5440 DLでアピールしていきたい」(コニカミノルタ プリンティングソリューションズ 代表取締役社長 服部裕治氏)という。

 給紙は500枚の標準トレイと100枚の手差しトレイで対応する。オプションの500枚給紙ユニット(最大2段)を装着することで、最高1600枚がセットできる。また、マルチOSのネットワークプリントにも対応。Windows、Mac OS X、Linuxの各環境で利用できる。インタフェースはEthernet(100BASE-TX/10BASE-T)、USB 2.0を搭載する。さらに、magicolor 2430 DLで実現したカメラダイレクトプリント機能のPictBridgeにも別売りのオプションカードで対応する。

「現在、国内におけるカラーレーザープリンタのオフィス普及率は20%。これを来年度には30%に引き上げていきたい」と服部氏

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