「OS起動なし再生」がAGP経由でも使える“AVキューブ”の使い勝手を試す週末アキバPick UP!レビュー(4/4 ページ)

» 2005年02月23日 15時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]
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PCとして見るか、AV機器としてみるか……

 ところで、InstantON機能で利用できるFMチューナーはWindows環境に非対応だ(Windows用の視聴ソフト「InterVideo Home Theater」にラジオを再生するメニューがあるが、再生されない)。

photo InstantONのFMラジオ聴取画面。「巻き戻し」と「早送り」ボタンでチューニングを行う

 また、Windows上でもAV統合ソフト、インタービデオ「InterVideo Home Theater」がバンドルされ、TV視聴に加えてTV録画も可能だ。

 操作インタフェースもMCEに似ており、10feet UIの採用により、ややはなれた場所からのリモコン操作時もクセがなく使いやすくまとまっている。ただしレスポンスはInstantON時よりもたつく(搭載CPUはPentium 4/2.40B GHz)。録画が必要、かつ安心感を求めるならWindows上で、電源オンですぐ再生といった、AV機器“風”に使うならInstantONをと使い分けることになる。

photo InterVideo Home Theaterの操作インタフェース

 今回搭載したパーツは、Pentium 4/2.40B GHzとPC2700 DDR SDRAM 256Mバイト、DVDコンボドライブなど、筆者が1世代前のメインPCに使っていた余りものパーツを使用した。

 mPGA478環境が世代交代を迎えている今、ちょうど乗り換えたというユーザーも多そうで、余ったパーツを寄せ集めてちょっと違った、かつ今流行のインスタント機能を備えるマシンにリプレースするといったことを考えているユーザーであれば、EA65-IIa 2.0は有力な選択肢になるだろう。

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