「OS起動なし再生」がAGP経由でも使える“AVキューブ”の使い勝手を試す週末アキバPick UP!レビュー(2/4 ページ)

» 2005年02月23日 15時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]

整備性は良好。ただしOSインストール時はパーティションを切っておく必要が

 EA65-IIa 2.0は、5インチベイと3.5インチベイ、拡張スロットにAGPx8とPCIをそれぞれ1基ずつ用意する。搭載マザーはIntel 865Gチップセット搭載の「UX4SG-1394-II」で、搭載CPUソケットはmPGA478。Prescottコア/FSB800MHz Pentium 4まで使用可能となっている。電源は定格275ワットのAOpen製「FSP275-60CU」が採用され、筐体サイズは200(幅)×320ミリ(奥行き)×185ミリ(高さ)となる。

photo 本体フロントパネル部。上段にSDメモリカード/MMC/メモリースティック//CF対応するメモリカードリーダーが、下段にはUSB2.0×2とIEEE1394×2、音声入出力端子が備わる
photo 本体背面。IEEE1394×1、光デジタル出力端子と同軸デジタル出力端子も備わる

 では、セットアップを進めよう。

 AGPとPCIにそれぞれグラフィックスカードと付属のTVキャプチャーカードを装着し、最後にドライブ類を組み込んだベイをケースの上からはめ込むように設置していく。CPUやメモリの装着も含めて整備性はほどよく良好だ。

photo ドライブベイごと取り外すことができるため、CPUソケットやメモリスロットへのアクセスも容易
photo CPUクーラーは、8センチファンを横付けにした専用タイプが採用されている
photo グラフィックスカードも設置すると、拡張スロットは2本とも埋まってしまう。もちろん搭載マザーはグラフィックス機能を内蔵しているため、必ずしもAGPグラフィックスカードは必要ではない

 さて、OSインストールの際に気をつけたいのは、あらかじめ350Mバイト以上のパーティションを未フォーマットのまま残しておく必要があることだ。この領域は、EA65-IIa 2.0のインスタント機能を制御するためのソフト「InstantON」を別途インストールするために必要となる。InstantONは付属のCD-ROMからPCを起動してこの領域にインストールすることになる。

出た、PCの悪い癖(?)“相性問題”

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