三菱電機、TPM内蔵のセキュリティ対策モバイルノートPC

» 2005年03月03日 13時59分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は3月3日、暗号キーをチップ内に確保することで高セキュリティを実現するTPM(Trusted Platform Module)チップを内蔵した、モバイルノートPC「apricot AL B2シリーズ(AL11FBH-T)」を発表、3月14日より発売する。価格は20万8950円より(税込み)。

photo apricot AL B2

 apricot AL B2は、セキュリティチップとしてTPM(Trusted Platform Module)を内蔵するモバイルノートで、HDDの暗号化キーをチップに確保することにより、HDDからのデータ漏洩を高レベルで防止する。またUSBメモリやカードスロットの使用を制限できる「USB・カードスロットロック機能」を装備しており、ストレージデバイスを介しての不正アクセスを禁止することが可能となっている。オプションで指紋照合ツールにも対応する。

 CPUにはPentium M 733J(1.1GHz)を採用、ディスプレイには1024×768ドット(XGA)表示対応の12.1インチTFT液晶を内蔵する。メモリとHDDはBTOによりカスタマイズが可能となっており、メモリはPC2-3200 DDR2 SDRAMを256Mバイト〜768Mバイト、HDDはUltra ATA/100 20Gバイト〜80Gバイトを搭載可能となっている。

 apricot AL B2の最小構成時の仕様は以下の通り。

型名AL11FBH-T
OSWindows XP Professional SP2
CPUPentium M 773J(1.1GHz)
メモリPC2-3200 DDR2 SDRAM 256Mバイト
HDD20Gバイト
グラフィックスチップセット内蔵(Intel 915GM)
通信10/100/1000BASE-T
主なインタフェースUSB2.0×3、IEEE1394×1、PCカードスロット、CFカードスロット、D-sub×1、マイク入力、ライン/ヘッドホン共用出力
ディスプレイ1024×768ドット(XGA)対応 12.1インチTFT液晶
本体サイズ272(幅)×237.5(奥行き)×25.2〜27.2(高さ)ミリ
重量1.32キロ(1.8インチ20GバイトHDD搭載モデル)

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