「じつは何がすごいかまだよく分から……(略)」と某店員――接合拡散手作りCPUクーラー登場:週末アキバPick UP!(1/4 ページ)

» 2005年03月19日 00時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「接合拡散」を採用する銅製CPUクーラーが玄人志向から

 今週木曜、クレバリー1号店に玄人志向製のCPUクーラー「KURO-Cu100」が入荷した。取材当日の金曜13時時点での在庫は4台で、価格は8368円だ。

photo 玄人志向「KURO-Cu100」

 KURO-Cu100は、いわゆる銅製CPUクーラーだが、ヒートシンクベースとフィン部を「拡散接合」により接合させている仕組みが特徴となる。拡散接合とは、2つの部材を加圧・加熱し、接触部分を相互拡散させることで接合する手法で、ヒートシンクの場合、単に溶接やカシメ、ねじ止めを行うよりも熱伝導率が高く、フィン枚数を増やせることなどにより効率よく熱交換が行えるという。

 対応CPUは、LGA775やmPGA478などのPentium 4環境と、Socket 754/939/940といったAthlon 64/64 FX環境に対応、8センチファンが装着可能なねじ穴を備える。

 入荷したクレバリー1号店によると「銅はアルミよりも柔らかいため、もっとも熱伝導率の高い「削りだし」製法で加工するにはケタ違いのコストがかかると言われています。現実的に拡散接合はPCパーツ用としての銅製ヒートシンクにおいて最良の接合方式と言えます」とのこと。

photo ヒートシンクとフィンの接合部。いかにもハンドメイドらしい仕上がりだ。ただし結合部分が“びっちり”密着しているというわけではないようにも見えるのだが、こういうもんなんだろうか

 なお、KURO-Cu100は手作り製造ものとのことで、大量入荷は望めないという。「熱にとことんこだわるユーザーなら、やや高価なのも実物を見ていただくことで納得できるはずです」(同ショップ)という。

 ちなみに玄人志向は先月、同製法を採用するCPUブロック搭載の水冷キット「KURO-WATER」も発売している。KURO-WATERのCPUブロックはフロンティア広島社によるもので、おそらくKURO-Cu100も同社製造のものと思われる。

photo KURO-WATER
製品玄人志向「KURO-Cu100」
入荷ショップ
クレバリー1号店 8368円

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