TV視聴・録画アプリケーションには「FEATHER 2005」の機能アップ版となる「FEATHER 2005 V2」が付属する。ハードウェアオーバーレイに2画面別チャネルの放送を表示できる機能のほか、CMスキップといった番組編集用として「スキップポイント編集」機能が加わった。
スキップポイント編集機能とは、視聴時のCMスキップのさいによく行う操作として、手動で早送り→再生操作を行ったポイントを認識し、自動的にチャプターポイントを設定してくれるというもの。
ほか同ソフトの別売りオプションとして、9割程度自動判別ができるという「CM自動検出拡張キット」やEPG画面を開くことなく番組データを取得できる「EPG拡張キット」、CDDBを取得する「CDDB拡張キット」などが用意される。価格は1050円、同社Webサイトより5月上旬より購入可能となる。
MTVX-WHFの主な仕様は以下の通り。
製品名 | MTVX-WHF |
エンコード対応形式 | MPEG-2 |
エンコードチップ | ViXS製「XCode II-L」 |
搭載チューナー | 外付け設置タイプ ソニー製スプリットキャリアチューナー×2 |
高画質化機能 | 3次元ノイズリダクション/Y/C分離(松下電器製チップ)×4、ゴーストリデューサー(日本電気製チップ)、 |
映像ビットレート | 0.5M〜15Mbps(Full D1、VBR/CBR)、25Mbps(I Frameのみ) |
音声ビットレート | 192K、224K、256K、320K、384Kbps |
音声周波数 | 48kHz |
搭載インタフェース | チューナー部:TVアンテナ入力×2、出力×2(8ピンコネクタ) 本体:(付属チューナー接続用)8ピンTVアンテナ入力×2、7ピンミニDIN入力端子×2(S-Video、RCA、コンポーネント変換ケーブル2本付属)、音声左右入力(ステレオミニジャック)×2、音声左右出力(ステレオミニジャックあるいは内部サウンドカード内部接続用コネクタの排他)×1 |
複数同時設置 | 可能 |
本体サイズ | 本体:100(幅)×150(長さ)ミリ チューナー部:165(幅)×87(高さ)×22(奥行き)ミリ |
重量 | チューナー部:約300グラム |
発売 | 2005年5月末 |
価格 | オープンプライス(予想実売価格:4万9980円) |
また、従来モデルMTV2004HF(関連記事参照)に「FEATHER 2005 V2」を2ライセンス分付属するマイナーアップ版「MTV2005HF」、およびFEATHER 2005 V2の単体+αのパッケージ「FEATHER 2005 V2 Premium Edition」を4月下旬より発売する。
双方価格はオープン、予想実売価格はMTV2005HFが2万3800円、FEATHER 2005 V2 Premium Editionが9800円。
MTV2005HFは、最上位モデルとなる今回のMTVX-WHFが5万円ほどと、かなり価格帯が変わり、2万円台となるラインアップがなくなるための対処としている。FEATHER 2005 V2 Premium Editionは、MTVX-WHFなどに付属するFEATHER 2005 V2の機能に、別売り拡張キットとなる「CM自動検出拡張/EPG拡張/CDDB拡張」も標準搭載されるものとなる。
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