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» 2004年07月21日 18時07分 公開

キャプチャーカード:地デジ録画も可能に――カノープス、コピーワンス放送録画対応のキャプチャーカード「MTVX2004HF」発表

カノープスは、PCで地デジ録画も可能となるハードウェアMPEGエンコーダ搭載キャプチャーカード「MTVX2004HF」を8月上旬より発売する。価格は2万9800円。

[岩城俊介,ITmedia]

 カノープスは7月21日、地上デジタル、BSデジタルなどコピーワンス信号属性入りの放送の録画にも対応する、ハードウェアMPEGエンコーダ搭載キャプチャーカード「MTVX2004HF」を発表、8月上旬より発売する。価格はオープンプライス、予想実売価格は2万9800円。

photo MTVX2004HF

 MTVX2004HFは、最大25Mbps Iフレームキャプチャが可能なハードウェアMPEGエンコーダは既存モデル「MTVX2004」と同じく、デジタル放送の録画、スプリットキャリア方式のチューナー、入力系統を増加などの機能が追加されたものとなる。

photo 2階建て構造の基板となった

地デジ/BSデジも録画可能に

 最大の特徴となるのは、コピーガード方式「CGMS-A(Copy Generation Management System Analog)」が施された放送の録画にも対応したことである。

 CGMS-Aは、地上デジタル/BSデジタルなどデジタル放送に関して、アナログキャプチャー機器に対して有効となる、コピー可/1回だけコピー可(コピーワンス)/コピー不可という3種類の属性を付加するコピーガード方式。うち上記放送はコピーワンス属性の信号が乗せられている。

 MTVX2004HFでは、本体にハードウェア記録されたユニークIDを使用し、CGMS-A信号入り放送を録画したMPEG-2ファイルを暗号化することで、記録可能とした。

 このデータの再生には、

  • 録画に使用した「MTVX2004HF」本体がPCに搭載されている
  • 付属のTV視聴・録画用ソフト「FEATHER2004D」を使用する

 という条件でのみ可能となる。

 つまり「録画に使用したMTVX2004HFそのもの」が録画/再生のための鍵となるイメージである。なお、ファイルそのもののバックアップは可能だが、編集や他形式への変換などは行えない。

外部入力インタフェースは2種、うち一つはコンポーネント入力に対応

 搭載インタフェースは本体に、TV RF同軸75Ω入力×1、映像入力(S-Video互換)×2、オーディオ入力×2、オーディオ出力×1。うち二つある映像入力は、変換ケーブルによりコンポーネント(映像出力1端子のみ)、RCA入力に対応する。

photo コンポーネント入力にも対応する入力端子が映像/音声各2種類、音声出力端子が1種類搭載される

 映像入力1端子にコンポーネント変換ケーブルを接続することで、地上デジタル放送/BSデジタルチューナーなどが接続できる。

 外部チューナー機器と連動したEPG参照/録画予約などはできないが、外部チューナー側で番組予約をしておけば、MTVX2004HFが映像信号の入力を検知し、自動的に録画を開始する機能により予約録画が行える。

スプリットキャリア方式チューナー採用で音声へのノイズ混入も限りなく減少

 またMTVX2004HFは、従来までの「インターキャリア方式チューナー」から「スプリットキャリア方式チューナー」へ変更された。

 従来のインターキャリア方式は、本体に受信したTV電波を、高周波、映像音声複合中間周波を増幅させた後に、映像と音声波を分離する方法にて行われ、映像の状態(映像が非常に明るい場合、あるいは横に格子状のものが配置されている場合など)によってはバグノイズが多量に入ってしまう現象が、仕様上起こることがあった。

 一方インターキャリア方式は、高周波のみを増幅させた後に映像と音声を分離し、それぞれを独立して処理するため、ノイズが限りなく混入しないようになったという。

photo スプリットキャリア方式/インターキャリア方式における信号の流れの違い

 バンドルソフトは、DVD/CDオーサリングソフト「nero vision Express 2」、DVDダビングソフト「nero RECODE 2」、DVD再生ソフト「nero SHOWTIME」、ラベルデザインソフト「nero COVER designer」。対応OSはWindows XP/2000 Professional。

 MTVX2004HFの主な仕様は以下の通り。

製品名 MTVX2004HF
MPEGエンコーダ ハードウェアMPEG-2エンコーダ
主な機能 CGMS-A/コピーワンス信号入り放送録画、3次元YC分離/ゴーストリダクション併用可能、スプリットキャリア方式チューナー採用
キャプチャー可能な画素数 720×480、480×480、352×480、352×240ドット
最大ビットレート 15Mbps、Iフレームのみの場合最大25Mbps
オーディオ MPEG-1 Audio Layer2、リニアPCM
搭載インタフェース TV RF同軸75Ω入力×1、映像入力(S-Video互換)×2、オーディオ入力(ミニジャック)×2、オーディオ出力(ミニジャック)×1。うち、変換ケーブルによりコンポーネント(映像出力1端子のみ)、RCAでの入力に対応
付属ソフト FEATHER2004D、nero vision Express 2、nero RECODE 2、nero SHOWTIME、nero COVER designer
本体サイズ(長さ×幅) 156×107ミリ
対応OS Windows XP/2000 Professional
発売 2004年8月上旬
価格 オープンプライス(予想実売価格2万9800円)

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