モバイルできる“ちっこい”レーザーマウス――「steelo LASER」を試す週末アキバPick UP!レビュー(2/2 ページ)

» 2005年05月20日 11時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]
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予想通り実使用範囲は広く、カーソル機敏でレスポンスもよい

 そのようなsteelo LASER、実作業時に従来のマウスとどれほどの差があるのか、実際に比較してみた。

 比較対象は手持ちのボール式の有線マウス、ボール式の無線マウス、光学式マウスの3種類。steelo LASERとともに、下記の条件化で動作チェックした。カーソルがまったく動かなかったり、むかつくほどカクカクな動作挙動を示した場合は「×」、作業できないほどではないが、動作がカクいなぁとは感じる場合は「△」、普通に動作した場合は「○」とした。

photo

steelo LASERボール式の有線マウスボール式の無線マウス光学式マウス(800dpi)
白一色の木製机×
無地の光沢紙
ミラーパネル×
ガラストップのテーブル上×
芝生××
本体サイズ・重量小・軽大・やや重小・重大・やや重

 steelo LASERはミラーパネルのゆがみがある部分で若干の誤動作があったものの、全体を通してほぼ動作した。ボール型マウスはその構造上、ガラス上やミラーパネルでも動作するはずだが、表面がつるつるだとうまくボールが動かないこともあるのである。

 基本的にはゆがんだミラーパネル調のテーブルなどはほとんどないし(くどいが……“おしゃれ系”にはあるかもしれないが、知ったことではない)、ガラステーブルはレーザー/光学式問わず、その仕組みにより苦手なところなので仕方ない。なお、筆者宅のガラステーブルは“ちょっと汚なかった”ので(もちろんきれいに拭いたつもりだけど)センサーが感知できたとも思われ、傷・くもり1つない前述のような店でのガラステーブルだと難しいとも思われることは注意しておきたい。

photo ミラーパネルの上でもsteelo LASERは一応使えた

 steelo LASERはマウスとカーソルの動きが機敏で、レスポンスがいい。むしろ良すぎるため、最初はまどってしまったが、もちろんそれはすぐ慣れるものでもある。オフィス/外出先/自宅問わず同一のPC、同一環境で使いたいというモバイル用途ユーザーはもちろん、微妙な動きもダイレクトに反映することは、デスクトップ用としてももちろん使い勝手がいいのである。

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