BTOで大化けする、A4ワイドの“新”スタンダード――Endeavor NT6000(3/5 ページ)

» 2005年05月31日 11時05分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

A4ワイドサイズならではの、余裕ある使い勝手

 まず、NT6000は、A4ワイドサイズということで全体的には適度に大きく、余裕を感じる印象だ。

 キーボードはデスクトップPCのそれと同じく19ミリピッチで、キータッチもほどほど良好。平均的なA4ノートと比較するとキー1つ分、幅が余分にあり、右端のBackSpace、Enter、Shiftキーのほか、さらに少し前面にはみ出るように配置されたカーソルキーも十分な幅が確保されている。一見、右端のキーは無駄に大きいかも、といった印象も感じたが、カーソルキーに余裕を持たすためのレイアウトなのだと思われる。なお、PageUp/PageDownキーが独立し、カーソルキー上に配置されているのは珍しい。

photo 15.4インチワイドモデルだけあり、19ミリのフルピッチで窮屈な感じはまったくないキーレイアウト

 フラット(トラック)パッドは、トレンドになりつつあるディスプレイアスペクト比に合わせた横長タイプが用いられている。パームレスト部分とは若干の段差が付けられることでキー入力時の誤動作を防ぐ効果がある、最近のエプソンダイレクト製品ではお馴染みになりつつある構造となっている。

photo ワイド画面に合わせ、横長パッドを採用する

 そしてマウスなど別途インプットデバイスを利用する場合には、本体左上部にあるワンタッチキーによりフラットパッド機能を無効にできる機能も備えている。

 フラットパッド部のマウスボタンはパッドを取り囲む金属製のフレームと一体化している構造となっている。基本的な操作感こそはほかと変わらないが、その両端はその構造のため押し込むができず、無意識に端部分を押してしまうとクリックできないといったことがあった。もちろん慣れにより解決できることだが、それまではボタンの中央部分を押すよう、やや意識して操作することになるかもしれない。

 ただし、このプレートもバネの代わりを果たしているため、長い目で見ると、そのぶん耐久性は高そうだとは思われる。フラットパッドの場合、パッド自体の稼動部がなく耐久性は極めて高いのだが、先にマウスボタンが接触不良などを起こすことも少なくないためである。

 搭載インタフェースは本体左側と背面左側に集中配置されている。左側にPCカードスロット、メモリカードスロット(SD/メモリースティック共用)、IEEE1394ポート、音声入出力、アンテナ入力(Mini-PCI TVモジュール装着時用)が、そして背面にはUSB2.0×4、パラレル、外部ディスプレイ出力、S-Video出力などを備える。光学ドライブも左側に搭載され、メモリカードやCD/DVDメディアを出し入れするためのスペースは左側だけ確保しておけばよいという構造だ。

photo 本体左側
photo 本体背面
photo 本体右側

 そして右側にもUSB2.0ポートが1基ある。こちらはマウスを接続するための配慮だろう。ACアダプタポートも右側だが、アダプタ側のコネクタがL字タイプなので必要なスペースは小さいところも気が利いている。屋内でUSB機器や外部ディスプレイを接続する場合には、おもに左後方にだけスペースを確保すればよく、なかなか合理的だと感じる。

photo L字コネクタを採用するACアダプタ

ある意味省スペースとも言えるワイドボディ

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