BTOで大化けする、A4ワイドの“新”スタンダード――Endeavor NT6000(4/5 ページ)

» 2005年05月31日 11時05分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

ある意味省スペースとも言えるワイドボディ

 NT6000の本体サイズは15.4インチワイド液晶を採用するため、一般的なA4ノートと比較してもやや大柄だ。もちろん同機のようなモバイル向けではないモデルであっても、その購入動機には(デスクトップPCと比較した)省スペース性というのが少なからずあるはずだ。

 しかし実際にノートPCを置くスペースで、確保に最も必要なのは奥行きぶんのスペースである。パソコンデスクはともかく、一般的な机は意外と奥行きが少ないし、奥に本を置いたり証明を置いたりと、幅は確保できても実質利用できる奥行きは意外と短いことが多いのである。NT6000は、本体こそ大柄に見えるが、実は奥行きサイズが270ミリとA4ノートとしては平均的で、同社製スタンダードA4ノートモデルである「NT2700」より18ミリ短く、EDi Cube Note Fと変わらない。

photo ワイド液晶モデルなので大柄に感じるが、奥行きは通常のA4ノートモデルと変わらない

 また、それを置く机はというと、職場でも自宅でも、たいていB5サイズの本やノート・書類、A4のパンフレットなどが見開けるだけの幅は空間として確保している場合が多いはずで、NT6000はB5サイズの雑誌が見開きで置ける幅に十分収まる。デスクトップPCを設置しておく専用スペースが確保できない、あるいはそれをよしとしないためにデスクトップ代替えができるノートPCをといったユーザーであれば、一見大柄に見えるNT6000を置くスペースは十分あると思われ、設置サイズはそれほど気にすることはなさそうだ。A4ワイドという構成は、意外と省スペースなフォームファクタであるともいえるだろう。

sonomaプラットホーム採用で高いパフォーマンスも実現

 Intel 915GM Expressチップセット搭載マザーを採用する最大のメリットは、ローコストなチップセット内蔵グラフィックとしては高い描画処理速度が実現できることだ。

PCMark04 1.3.0 Results
PCMark2785
CPU2845.0
Memory2444.0
Graphics859.0
HDD2768.0
WMV Video Compression38.8
DivX Video Compression44.1
※評価試用機は試作モデルであるため、市販機とは若干異なる可能性もあります

 この試用機でPCMark04のほか、「FINAL FANTASY XI Vana'diel Bench3」を動作させてみたが、低解像度ではスコアは2350前後と、FINAL FANTASY XIが「デフォルト状態で快適に動作させることのできるマシン」というレベルのスコアを記録した。

 もちろん最新の3Dゲームが高解像度でガンガン動作するというわけにはいかないだろうが、インターネットやビジネス利用には当然余裕であることはもちろん、3Dゲームソフトもある程度は楽しめるトータルパフォーマンスを実現している。

 またバッテリー動作時間もこのサイズのモデルにしてはかなり配慮されている。NT6000には、バッテリー動作時間が公称値で約1.5時間の「リチウムイオンバッテリ2400」と約3時間(Pentium Mの場合)の「リチウムイオンバッテリ4800」、2種類の容量を持つバッテリーから選択できる。ちなみに双方の重量差は約150グラムで、装着時の本体重量は2400mAhバッテリー装着時で約2.95キロ、4800mAhバッテリー装着時で約3.1キロとなる。全体的に軽量というわけではないが、大容量バッテリー装着時でもいわゆる持ち運びも厳しいほどヘビー級ではない。

photo バッテリーは本体背面の前面側に設置する

 ビジネス用途としてAC電源の確保が難しい会議室でのプレゼンテーション利用などが多いユーザー、あるいはホームユースでもバッテリー駆動にて無線LANと合わせてWeb閲覧を行ったり、DVD-Videoを視聴するといった使い方を考えているユーザーであれば、大容量バッテリーである「リチウムイオンバッテリ4800」を選択するとよいだろう。

 今回の試用機に搭載されていた「リチウムイオンバッテリ4800」を使用し、出先の無線LANスポットでインターネット接続し、継続的なWebを閲覧や文字入力をしたりといった利用(つまり原稿書き)条件にて試してみたが、実稼働でも3時間ほど持続した。

 なお、輝度の高い鮮やか液晶搭載モデルでもあるためか、バックライトをの明るさは最大の1/3ほどの設定でも必要十分な輝度が確保できた(むしろバックライトを最大にすると明るすぎる)。この設定で利用したというもあるが、冬場はコタツでのんびりとワイヤレスインターネット、あるいは書斎でDVD-Video鑑賞といった使い方でも十分なバッテリー動作時間といえそうだ。

BTOで「化ける」スタンダードノート、そしてサポートについて改めて考えると

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