“限りなく液晶TV”な液晶ディスプレイの魅力――ソニー「MFM-HT75W」(1/4 ページ)

» 2005年06月10日 09時00分 公開
[浅井研二,ITmedia]

 PCへのTV機能追加が手軽に行えるようになった現在、ディスプレイへのチューナー/外部ビデオ入力搭載の必然性はかなり薄れつつある。リビングや一人暮らしの部屋にPCを置く際にも、とくにディスプレイ側にTV機能を要求する必要はない。TVのみならずDVD視聴などに関しても、PC上ですませればよいのはいわずもがなだ。

 ただし、これはアナログ地上波のTV信号に限った話。ハイビジョン放送を受信して、そのままPC画面上に映し出せる製品は存在しないため、前述のような目的でハイビジョン信号までカバーしたいなら、やはりディスプレイ側に機能を求めなければならない。

 今回試したソニーの液晶ディスプレイ「MFM-HT75W」は、地上波(アナログ)TVチューナーを内蔵し、RCA/S-Videoの外部ビデオ入力、コンポーネント映像入力(D4)にも対応する、PC向けディスプレイとしてラインアップされる17インチワイド液晶パネル搭載の製品だ。ステレオスピーカーも搭載しており、一般的なハイビジョン入力対応TVと変わらない使い勝手を提供してくれるというものだ。

photo ソニー「MFM-HT75W」。ワイド17型液晶を搭載し、1280×768ドット表示が可能。D4入力に対応しているので、外付けデジタル放送チューナーなどを接続すれば、ハイビジョンの視聴も可能だ

 2005年6月時点での実売価格は6万円台(ITmedia Shoppingで最安値をチェックする)。ソニーの家庭用TV「WEGA」シリーズの中で競合する製品は、と探してみたが、どうもないようだ。それもそのはず、D4端子を装備しているのは“ハッピー・ベガ”ワイド19インチの「KDL-S19A10」(実売価格は10〜15万円)以上で、すべてデジタル放送チューナー搭載モデルとなる。

 “ハッピー・ベガ”シリーズにはいずれもPC入力も装備されるが、デジタル放送チューナーはすでに所有しており、なるべく低価格なものをを望むという人には、「MFM-HT75W」のほうが適しているわけだ。

 また、今回試用した「MFM-HT75W」は17インチワイド液晶パネルを採用した製品だが、このHTシリーズには19インチの「MFM-HT95」というモデルも存在する。17インチワイドと19インチという画面サイズの違いはあるものの、機能面ではほぼ変わらない。また、画面サイズに関しても横幅はほぼ同じ(19インチモデルは非ワイドのため)。最大表示ドットは「MFM-HT75W」が1280×768(WXGA)ドット、「MFM-HT95」が1280×1024(SXGA)ドットとなる。「MFM-HT75W」と「MFM-HT95」との差額は2万円程度だ。

photo 操作は本体でも行えるが、当然ながらリモコンのほうが便利。入力切替も本体のボタンではトグルとなるが、リモコンでは「PC1」「PC2」「ビデオ1」「ビデオ2」「テレビ」の個別ボタンで直接呼び出せる
photo 本体右側面には、メニューや音量、チャンネルなど、ひととおりの操作が行えるボタンが配置されている

TVチューナー標準搭載、D4入力端子も付属するマルチな接続環境

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