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» 2005年06月10日 09時00分 公開

“限りなく液晶TV”な液晶ディスプレイの魅力――ソニー「MFM-HT75W」(2/4 ページ)

[浅井研二,ITmedia]

TVチューナー標準搭載、D4入力端子も付属するマルチな接続環境

 MFM-HTシリーズは、“LCDマルチファンクションディスプレイ”と銘打たれている通り、MFM-HT75WではPC1(デジタル・DVI-D)・PC2(アナログ・15ピンD-sub)のPC入力系以外に、ビデオ1(D4)・ビデオ2(RCAまたはS-Video)入力と豊富な入力端子を装備する。さらに、この映像入力の各々に対応する音声入力も用意されている(PC1/2はステレオミニジャック、ビデオ1/2はステレオRCAピン)。

 そのうえ、地上波アナログTVチューナーも内蔵しているため、一般的な環境であればまず困らないだろう。ただし、D4および標準ビデオ入力は各1基のみなので、デジタル放送チューナーとDVD/HDDレコーダーを両方ともD端子に接続したいなどという場合は、セレクタの併用が必要だ。また、RCAとS-Videoは排他利用ができない点にも注意したい。

 これらの入力端子はすべて背面に装備されている。ビデオ入力は一般的な配列だが、DVI-DとD-sub(および、それに対応する音声入力)、そしてアンテナ端子は下から差し込むような位置にあり、カバーで隠すことができるようになっている。これは、PC入力およびアンテナに関しては、いったん取り付けてしまえば、抜き差しを行うことはまずないためだろう。

photo 右の目立つ位置に配置されているのが、ビデオ1(D映像+ステレオ音声)、およびビデオ2(コンポジット/S映像+ステレオ音声)。PC1/2入力は左
photo PC1/2(間のミニジャックが2系統分のステレオ音声入力)はアンテナ端子とともに、下から差し込む位置にある

 設置面でもとくに問題はない。スタンドは写真立てタイプで簡素なデザインのようだが、自由に上下角度が調節でき、安定度は十分確保されている。

photo シンプルな構造のスタンドだが、バネ支持により自在に角度が付けられるうえ、安定度は十分確保されている

 また本体デザインには、ディスプレイの下部が手前へ向けてカーブを描き、キーボードとの一体感を高めたという、「ライジング・デザイン」が採用される。これはTVチューナーなどを搭載しない同社液晶ディスプレイ「SDM-HS」シリーズと同様(関連記事参照)だが、今回の「MFM-HT」シリーズには、このカーブ部分にスピーカーが内蔵されているため趣きはかなり異なる。HSシリーズがスマートさを感じさせていたのに対し、こちらは見た目にどっしりとした印象だ。

photo キーボードとの一体感を演出できる「ライジング・デザイン」を採用。スピーカーは左右3Wのほか、センターに5Wのサブウーファーも搭載しているが、とくに低音が豊かとはいえない

PC/デジタル放送チューナー/プログレDVDプレーヤーを接続してみる

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