COMPUTEX TAIPEI 2005で注目のRAMディスク技術「i-RAM」を日本で紹介(1/2 ページ)

» 2005年06月17日 22時13分 公開
[長浜和也,ITmedia]

8月から9月末に登場予定のi-RAMモジュール

 COMPUTEX TAIPEI 2005でギガバイトが行ったプライベートイベントのメインテーマは、新しいマザーボード技術「iDNA」だったが、その構成技術で最も注目を集めたのがRAMディスク応用モジュール、とも言うべき「i-RAM」だ。

 今回の説明会でも、最初に説明が行われたi-RAMだが、そのスペックはCOMPUTEX TAIPEI 2005発表時から若干アップデートされている。データインタフェースがSerial ATA(転送レートは1.5Gビット/s)で、電源供給がPCIスロットから、DDR対応のメモリスロットが4基という基本スペックはそのままだが、実装できる最大メモリ容量は4Gバイトから8Gバイトに、電源を切ってもデータを保存するバックアップバッテリーの持ち時間も12時間から16時間に増えている。

 仕様や容量の異なるメモリモジュールの混在も可能であるが、その場合のパフォーマンスは「最も低い仕様のメモリが基準となる」(日本ギガバイト代表取締役社長 林宏宇氏)

 また、PCmark04で測定したHDDテストの結果もCOMPUTEX TAIPEI 2005では56560であったのが、今回示された最新の測定では「62122」をマークした、と説明された(ただし、PCMark04 ResultのハードコピーはCOMPUTEX TAIPEI 2005で示された内容のまま)。

 COMPUTEX TAIPEI 2005で示された結果も今回示された結果も、i-RAMモジュールに4Gバイトメモリを実装したときの結果である。日本ギガバイトは、この性能アップについて、i-RAMが開発途上にあり、チューニングが進んだため、と説明する。

 ちなみに、i-RAMモジュールに実装するメモリ容量でパフォーマンスが変化する可能性はあるが、メモリ容量と性能の関係については、まだデータが取れていないとしている。

 また、仕様も完全に定まっていない状況にあるらしいが、現時点では8月から9月の末に出荷される予定。価格も未定だが「1万円以上になる」(林氏)見通しだ。

i-RAMモジュールのレイアウト。メモリスロット4つは変わらないが、2Gバイトメモリに対応し、最大8Gバイトまで実装できるなど、COMPUTEX TAIPEI 2005発表時からスペックがアップデートされた

今回示されたi-RAMのパフォーマンスはCOMPUTEX TAIPEI 2005発表データとほとんど同じ。唯一、PCMark04のHDD結果が向上しているが、結果を表示しているダイヤログの値は以前のままなのに注意しておきたい

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