東芝から携帯重視型企業向けノートPC新製品3モデル

» 2005年08月10日 10時41分 公開
[ITmedia]

dynabook SS L11

 dynabook SS L11は14.1インチ液晶ディスプレイ(最大解像度1024×768ドット)を搭載した2スピンドルノートで、CPUはPentium M 740(動作クロック1.73GHz)、チップセットはIntel 915PMを採用。グラフィックスチップはGeForce Go 6200 TEを搭載する。メモリは標準でDDR2-533MHz/256Mバイト。HDDは40Gバイト。仕様を選択できる「カスタムメイドサービス」ではメモリ512Mバイト、HDD80Gバイトの構成も用意されている。

 個人向けモデルのdynabook SS LXで取り入れられたTPMチップによるセキュリティ、3次元加速度センサーによるHDDヘッド退避機能を取り込んだ「東芝HDDプロテクション」、PC内部への水の侵入を遅らせるキーボード周りの「ウォーターブロック構造」がdynabook SS L11でも導入されている。

 筐体のサイズは幅319×奥行き269×厚さ22.8〜31.2ミリで重さは光学ドライブ搭載時で2.1キロ。バッテリー駆動時間は標準バッテリーで3.7時間、オプションの大容量バッテリーで7.2時間。

dynabook SS M11

 dynabook SS M11は12.1インチ液晶ディスプレイ(最大解像度1024×768ドット)を搭載した2スピンドルノートで、CPUに超低電圧版Pentium M 753(動作クロック 1.20GHz)を搭載する「dynabook SS M11 12L/2」と超低電圧版Celeron M 383(動作クロック1GHz)を搭載する「dynabook SS M11 10C/2」の2モデルが用意されている。

 どちらもチップセットはIntel 855GMEを採用。グラフィックスコアはチップセット内蔵。メモリは標準でPC2100/256Mバイト、HDDは40Gバイト。こちらもカスタムメイドサービスでメモリ512Mバイト、HDD80Gバイトの構成が選択可能。

 dynabook SS L11で導入されている東芝HDDプロテクションとウォーターブロック構造がdynabook SS M11でも取り入れられている。

 筐体のサイズは幅286×奥行き233×厚さ28.9〜32.9ミリ、重さは1.68キロ。バッテリー駆動時間は標準バッテリーでdynabook SS M11 12L/2が7.1時間、dynabook SS M11 10C/2が6.0時間。オプションの大容量バッテリーではそれぞれ13.3時間、11.6時間となる。

dynabook SS 1620

 dynabook SS 1620は12.1インチ液晶ディスプレイ(最大解像度1024×768ドット)を搭載した1スピンドルノート。CPUに超低電圧版Pentium M 753(動作クロック1.20GHz)を搭載した「dynabook SS 1620 12L/2」と超低電圧版Celeron M 383(動作クロック1GHz)を搭載した「dynabook SS 1620 10C/2」の2モデルが用意されている。

 どちらもチップセットはIntel 855GMEチップセットを採用。メモリは標準でPC2100/256Mバイト、HDDは40Gバイト。カスタムメイドサービスでHDD60Gバイトの構成が選択可能。また、標準構成では無線LANを搭載しないが、こちらもカスタムメイドサービスでIEEE 802.11a/b/g、もしくはIEEE 802.11b/gの構成を選択できる。

 軽量小型化と堅牢性を両立させるために、マグネシウム合金筐体を採用し、液晶ディスプレイ裏面のスプーンカット構造やHDD周辺の応力分散ドーム構造といった衝撃を低減する仕掛けが取り入れられている。

 筐体のサイズは幅268×奥行き210×厚さ27.8〜34.6ミリ、重さは1.1キロ。バッテリー駆動時間はdynabook SS 1620 12L/2が4.7時間、dynabook SS 1620 10C/2が4.0時間。

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