新登場のVAIOでは、新しい購入方法として「VAIO・ORDER・MADE・MODEL」(オーダーメードモデル)が導入された。オーダーメードモデルではユーザーが自分にあったパーツ構成を自由に選択できるが、こうして購入した「あなただけのバイオ」「自分だけのバイオ」で得られる満足感をソニーはVAIOの新たなコンセプトとして位置付けようとしている。
ソニーが新製品の発表会を兼ねて行ったVAIO体験イベントでも「あなただけのバイオ」「オーナーメードモデル」の意義をアピールするプレゼンテーションが展開された。
冒頭でソニーは、これからのPCを「これからのPCのありかた」「これからのPCの買いかた」という視点からオーダーメードモデルの意義を紹介。PCを単に機能と価格だけで選ぶ時代から、車のように“オーナー”感覚を持ってもらえるようなPCを選び、PCのオーナーは充実したユーザーサポートを利用する時代になる、と説明する。
薄型軽量で注目され、今回登場したVAIOラインアップの主役とも言える「VAIO type T」は、正式発表前から複数の「著名人」に、各自の使い方にあわせたパーツ構成の「オーダーメードモデル」を選んでもらいすでに使ってもらっている。発表会にはその中のひとり、スポーツジャーナリストの中西哲生氏が登場。
「10台を超えるVAIOのユーザー」という中西氏は、「移動して仕事をすることが多い自分にとって、新しいVAIO type Tの良さはバッテリーの持ち時間と軽さと薄さ。テンションを上げないと仕事に取り掛かれないので、いつもカフェで原稿を書くが、そういうときは“見られてカッコイイ”PCが必要」と、「軽量薄型」「長時間バッテリー駆動」のVAIO type Tがいかに自分の使い方にマッチしているか、をアピールした。
会場には製品展示ブースが設けられ、VAIO type Tのシステム基板や、白色LEDを採用した新開発の薄型液晶ディスプレイのスケルトンモデル、天板パネルに採用されたマルチレイヤーカーボンファイバー素材の実物などが展示され、多くの来場者の注目を集めていた。
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