DivX+おまかせ機能でバシバシ録画──H/W DivXエンコーダ搭載「PX-TV432P」を試すTVキャプチャーカード(4/5 ページ)

» 2005年09月06日 10時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

画質比較──MPEG-2/4MbpsとDivX/2Mbpsではほぼ同等

 録画画質の比較は、家庭用DVD/HDDレコーダのXPモードで録画した番組を再生し、PX-TV432PにS-Video入力してキャプチャーを行った。(注:放送をリアルタイムで録画するのが理想的だが、この方法でないと比較のために同じシーンを録画できなかったため)

 DivXでは、やはりある程度はMPEG-2よりも高圧縮でないと利用する意味が見出せなくなるので、まずは解像度を720×480ピクセル(D1)に固定し、MPEG-2では標準画質とされる4Mbps、DivXでは2Mbpsと1Mbpsで録画を行い画質を比較した。

photo 動きの少ないシーンにおけるMPEG-2/4Mbps(左)、DivX/2Mbps(右)。(比較用無圧縮ファイル(Zipアーカイブ済み)/約1Mバイト)
映像は、スカパー!/スカパー!110、ケーブルTV「ディスカバリーチャンネル」のプレミアディスカバリーシリーズ「ミイラが明かす謎」より (c)2004 Discovery Communications Inc. 連絡先:0120-777-362
photo 動きの少ないシーンにおけるMPEG-2/4Mbps(左)、DivX/1Mbps(右)。(比較用無圧縮ファイル(Zipアーカイブ済み)/約1Mバイト)
photo 動きの多いシーンにおけるMPEG-2/4Mbps(左)、DivX/2Mbps(右)。(比較用無圧縮ファイル(Zipアーカイブ済み)/約1Mバイト)
photo 動きの多いシーンにおけるMPEG-2/4Mbps(左)、DivX/1Mbps(右)。(比較用無圧縮ファイル(Zipアーカイブ済み)/約1Mバイト)

 MPEG-2の4Mbpsではさすがにほとんど破綻は感じず、オリジナルソースに対しても大きな劣化も感じない。

 いっぽうのDivXはどうだろうか。2MbpsではMPEG-2に十分張り合える印象となる画質。細部の情報もとくに失われた感じはなく、グラデーションも滑らかだ。画面全体がパンするような動きの大きなシーンでもMPEG-2 4Mbpsに見劣りしない。MPEG-2に対してビットレート半分程度ならほぼ同等の画質と言えるだろう。

 DivX 1Mbpsでは、動きの少ないシーンでは大きな破綻は感じないが、ブロックノイズも散見され、画質劣化をやや感じる。さすがにMPEG-2に対して解像度が同じで4分の1のビットレートはちょっとつらいかなという印象だ。

 それではビットレート1Mbpsどうしではどうだろう。MPEG-2では352×480ピクセル(ハーフD1)、1Mbpsでの録画も行って比較した。

photo 動きの多いシーンにおけるMPEG-2/1Mbps(左)、DivX/1Mbps(右)。(比較用無圧縮ファイル(Zipアーカイブ済み)/約1Mバイト)

 ちなみにMPEG-2では画質的に無理があることがあらかじめ分っているのか、1Mbpsでは720×480ピクセルでの録画はサポートしていない。

 1Mbpsどうしでは、解像度の高いDivXの方が普通に見た感じでも情報量が豊富で、メリハリ感がある。MPEG-2 1Mbpsは横解像度が半分になるせいか、全体にフォーカスがソフトになり、発色も控えめとなってしまう傾向だ。動きの大きいシーンでのブロックノイズはDivX 1Mbpsより目立たないが、中央辺りで偽色が発生しているのが気になる。筆者的にはDivX 1Mbpsの画質のほうが好みだ。

音声はソフトウェアエンコードのため、ややCPU稼働率は高め

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