きょうはギガバイト「GA-K8N51PVMT-9」で“Crush 51”のパフォーマンスを試してみたチップセット(2/2 ページ)

» 2005年09月29日 20時12分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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3DMark05 Score

3DMark03 Score

3DMark03 GT1

3DMark03 GT4

ちなみに……、ユニバーサルセンチュリードットネット・ベンチマーク

 PCmark04やSandraのメモリ関連テスト結果をみると、RADEON XPRESS 200マザーと比べてGeForce 6150マザーの値が低い。メモリコントローラはCPU内蔵なのでCPUとメモリの間で違いはない。そのため、CPUとチップセット間のインタフェース、チップセット内部のHyperTransportインタフェースの作りこみか、まだ完全でない可能性が考えられる。

 統合型チップセットではメモリ周りのパフォーマンスがグラフィックス性能にも影響してくるので、このあたりを配慮して評価する必要があるだろう。ゆえに、3Dグラフィックス関連のベンチマークを見ると、GeForce 6150のパフォーマンスは先行して登場したRADEON XPRESSと同等かやや劣る結果となっているが、今回評価に使ったGA-K8N51PVMT-9は初期ベータバーションを使っているため、このあたりのパフォーマンスは製品版の状況をもう一度見てから評価する必要があるだろう。

 GeForce 6150に組み込まれたグラフックスコアは、GeForce 6200 with TorboCache相当ということになっている。先に掲載したGeForce 6150/6100の発表記事でも、コアクロック475MHz(GeForce 6100は425MHz)、Pixelシェーダパイプライン2本、Vertexシェーダユニット1つという構成。メインメモリにビデオメモリ領域を負荷にあわせて動的に割り当てるが、NVIDIAの弁によると「TurboCacheと異なり、グラフィックスコアと直結するビデオメモリをローカルで持つことはしない」という。

 そのため、GeForce 6200 wTCのようにローカルメモリを持たせてパフォーマンスを向上できる可能性はない、ということになる。なお、競合のRADEON XPRESS 200はローカルメモリを持たせてパフォーマンスを向上させる仕組みを採用している(ただし、マザーボードでローカルメモリを実装した製品は今のところ出現していない)。

 ようやく登場した「NVIDIA初のAthlon 64対応統合型チップセット」の3Dグラフィックスのパフォーマンスは競合のRADEON XPRESS 200とそれほど変わらない。伝説の「nForce2」が、そのころ存在した統合チップセットとは一線を画する3Dパフォーマンスを発揮していただけに、Crush 51も大いに期待されていたわけだが、ベンチマークの結果からは、(初期ベータ版とはいえ)現役のバリュークラスGPUにちょっと届かないようだ。

 しかし、時代は統合型チップセットに異なる機能を求めるようになってきている。GeForce 6150に組み込まれたHD映像出力機能や、これまで「専用チップの実装で対応してもらう」とNVIDIAが語っていたサウンド周りでもHD Audioに対応したあたりに、新しい時代の統合型チップセットに求められる機能に十分対応しているように思える。

 3D性能が重視された以前の統合型チップセット「nForce 2」と異なり、GeForce 6150のそれは「脇役」的な位置付けであるかもしれない。そのかわり、「画質」「音質」といったクオリティが求められるイマドキの統合型チップセットとしては、ライバルのRADEON XPRESS 200を超える、十分なスペックが組み込まれているといえるだろう。

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