GeForce 6150/6100は、開発コード名「Crush 51」と呼ばれていた、NVIDIA初のAthlon 64対応統合型チップセット。搭載したマザーボードは6月に行われたCOMPUTEX TAIPEI 2005でも一部展示されていた。
チップセットは2チップ構成。NVIDIAの説明によると、今回登場した統合型チップセットは「GeForce 6シリーズ相当のGPU」「nForece 4相当のMCP」が組み合わさったものになる。さらにGeForce 6150はPureVideoによるHD Video再生に対応したテレビ出力(コンポーネント、DVI、S-Video コンポジット)モジュールに対応する。
2チップのうちGeForce 6150/6100はGPUの機能とCPU、MCP、PCI Expressと接続するHyper-Transportインタフェースが組み込まれる。MCP機能は、それぞれ「nForce 430」「nForce 410」というチップが分担する。ビデオメモリはUMAでメインメモリの中に確保される。BIOSでは「64Mバイト」「128Mバイト」と容量が設定されるが、実際の領域は動的に割り当てられる。
GeForce 6150のコアクロックは475MHz、GeForce 6100は425MHz。どちらも2本のPixelシェーダパイプラインと1つのバーテックスシェーダパイプラインを持つ。
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