Western Digital(ウエスタンデジタル)は2月3日(米国太平洋時間)、投資家向けイベント「WD Innovation Day 2026」を開催した。本イベントでは、AIがより社会に浸透することを念頭に、同社の主力製品であるHDDのさらなる高性能/大容量化を進めるロードマップが発表された。
それに先立つ2月1日、同社はブランドとロゴを略称である「WD」を強調する形で一新した。AIインフラを支える「データセンター企業」としての姿を打ち出した格好だ。
イベントでは、「ePMR(エネルギーアシスト垂直磁気記録)」を活用したHDDについて、現在40TBのモデルを顧客環境でテスト中であることと、このモデルの量産を2026年後半から行う予定であることが発表された。「HAMR(熱アシスト磁気記録方式)」を採用したHDDについても顧客環境でテスト中で、2027年内に量産を開始する予定だという。
WDでは、ePMR方式のHDDを消費電力を据え置いて60TBまで拡張し、HAMR方式のHDDを2029年までに100TBとする計画だ。2方式を並行して開発しているのは、両方式共に従来のHDD技術の延長線上にあることと、顧客のニーズに合わせた選択肢を提供するための取り組みだという。
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