3年前に買ったあなたのための──今が買い時、2005年PC秋冬モデル購入ガイド+D Shopping バイヤーズガイド(1/5 ページ)

» 2005年10月12日 13時48分 公開
[池紀彦&編集部,ITmedia]

 あなたがいま使っているPC、さていつごろ購入されたものでしょうか。

 年に3、4回ほど新型モデルが発売されるメーカー製PCにおいて、その都度最新モデルに買い換えるという恵まれた人はあまり多くないと思いますが、PCユーザーの平均使用年数である、3年くらいは使用し続けている人は多いことでしょう。

 ところで3年前のモデルとなると、そもそも処理速度も今のモデルとは比較できないほど低速になってしまっていたり、機能が少なかったり(TV録画、DVD記録など)、使い続けていることによるPC動作の鈍りなどの問題も発生してくる時期に来る場合も多くなってきます

 そこで今回は、2005年秋冬最新デスクトップPCと、ずばり3年前モデルとを比較して、どのような点が変わっているのか、買い替えることでどのようなメリットが生まれるのかといったことを確認してみることにしましょう。価格については、現在最も売れている10万円台から購入可能なモデルをチェックしてみました。

CPUとメモリ

 まずはPCの中心部となるCPUやメモリについて。

 3年前の最新モデルにおける10万円台後半クラスのPCスペックは、CPUの動作周波数が1GHzから2GHzまでが主流。メモリ容量は256Mバイトまでの製品がほとんどでした。Windows XPをストレスなく動作させるのに必要なメモリ容量となる512Mバイトはメモリを搭載しておきたいところで、3年前はその増設を行うため追加予算が必要だったということもあることでしょう。

 現在の最新デスクトップPCに搭載されるCPUの動作周波数は、最低でも2GHz、多くは3GHzクラスのCPUが主流になっています。もちろんメモリ容量もほとんどの製品が512Mバイト以上を搭載するようになりました。

 また、使用するメモリの規格が「DDR SDRAM」か「DDR2 SDRAM」か、ということもやや重要なポイントです。現在最新のメモリ規格であるDDR2 SDRAMは、増設する際に自分で単体で購入しようとした場合にはDDR SDRAMと比べると若干高価となる反面、転送速度が高速であるためパフォーマンスに優れ、今後の主流となるであろうメモリとなります。今回購入し、今後数年使い続けるのであれば「DDR2 SDRAM」対応モデルを選んでおきたいところです。

HDDと光学ドライブ

 HDD容量については、数年前のモデルと比べるとかなりの差が出る部分です。3年前のモデルでは容量60G〜80Gバイトほどしか搭載されていないモデルがほとんどで、120Gバイト以上となると上位モデルにのみ搭載されていませんでした。また、光学ドライブも主流はDVD-ROMないしCD-RWドライブのみ対応のドライブがほとんどを占め、記録型DVDドライブを搭載するのは一部の上位モデルのみ、しかも記録速度も数倍速程度と低速のものしか登場していませんでした。

 現在の最新モデルでは20万円以内の価格帯の製品であっても、HDD容量は250G〜320Gバイトが主流と大幅な容量アップが図られています。また、光学ドライブについても、ほぼすべてのモデルで2層DVD±Rや16倍速クラスのDVD±R記録に対応するDVDドライブを搭載しています。チェックポイントといえば、家庭用HDD/DVDレコーダーと連携したいといった場合にはDVD-RAM対応か否か、2層メディアにて2層DVD-RかDVD+Rか、それとも双方対応しているのかをチェックしておくくらいで、おおむねノーチェックで大丈夫になってきました。

TV機能と液晶ディスプレイ

 TV機能も、3年前のモデルにはまださほど標準搭載ないしオプションの用意すらなく、PCでTV機能を持たせるには別途別売りのTVキャプチャーカードを導入するという手段が必要でした。

 現在では多くのモデルにTV機能が用意され、映像をより鮮明にするための高画質化回路を搭載するようになっています。単にTVが見られるだけでなく、インターネット経由で番組表を取得し、予約録画を行ったり、家庭内LANで映像を共有できたり、地上デジタル放送チューナーをも付属されるモデルも安価になってきました。

 ディスプレイも、3年前はようやくブラウン管ディスプレイから液晶ディスプレイが普及してきたころで、それでも15インチディスプレイがほとんど。17インチ以上のものが付属するモデルは一部のハイエンドモデルにとどまっていました。

 現在は、主流は17インチに大型化され、TVや映画DVDなどを観るときになどに効果のある光沢パネル搭載のものやワイド型のディスプレイを付属するモデル、そしてより大型の19インチ以上のディスプレイが標準で付属するモデルも多くなりました。

 

 以上、現在の20万円以下の価格帯のものを、3年前もの比べてみても各機能ともに格段に性能が向上しているのが分かります。

 とくにTV機能の充実や光学ドライブの強化、そして液晶ディスプレイの大型化などは、今まで使っていたモデルとは大きく使い勝手のよさが実感できるところです。地上デジタル放送対応のモデルも20万円ほどのミドルクラスの価格帯で登場してきたことも買い換えのポイントの1つになることでしょう。

 では、次のページからのスペック比較カタログでこれらポイントをチェックしながら、好みのPCを探してみましょう。

2005年秋冬モデルデスクトップPC 20万円以下TVモデルカタログ

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