シーゲイト、個人向けHDD新シリーズ「Barracuda 7200.9」発表(1/2 ページ)

» 2005年10月13日 22時06分 公開
[小林哲夫&編集部,ITmedia]

 日本シーゲイトは10月13日、個人市場向けHDD Barracudaシリーズの9世代めとなる「Barracuda 7200.9」を発表、同日より出荷を開始する。

photo 「Barracuda 7200.9」シリーズ。80Gバイトモデルから500Gバイトモデルまで19モデルがラインアップされる

 Barracuda 7200.9シリーズは「パーソナル市場(3.5インチのATA系ドライブ)のすべての要望をまかなうことができる製品群」(日本シーゲイト代表取締役社長 小林 剛氏)とするもので、Ultra ATA/100、とSerial ATA(最大3Gbps)の2系統の接続インタフェースを用意し、40G〜500Gバイトモデルがラインアップされる。

 今まで同社は200Gバイト以上の大容量モデルが弱く、2003年は5%のシェアしか獲得できていなかった。しかし大容量モデル域をカバーしたBarracuda 7200.8シリーズ投入にて2004年には18%、2005年第1四半期は24%までシェアを拡大させた。そしてこの勢いをBarracuda 7200.9でも維持、さらに拡大していきたいとしている。

photo 2年前はMaxtorとWestan Digitalで9割以上を占めていた200Gバイト以上のモデルにて、シェアは5%。大容量モデル域を強化した結果、翌年には18%と拡大し、本年Q1は約4分の1ほどになるまでシェアをを獲得した
photo 3.5インチHDDは、メインストリームからローコストサーバまで幅広く利用され、それぞれのセグメントに必要な性能はすべてBarracuda 7200.9シリーズに盛り込まれているという

多種多様な容量のモデル用意し、合計19製品のラインアップが揃う

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