形はアレでナンだが、そこそこ実用的──メモリ専用クーラー「NEON CRAB」を試す週末アキバPick UP!レビュー(1/3 ページ)

» 2005年10月27日 19時24分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]

 メモリスロットのある場所はATXマザーとケースを使用する場合、どうしても空気が滞りやすくなる。手前に5インチベイ用の冷却パーツを使用するなど積極的に導風しなければならないうえ、その真上に束ねられた電源ケーブルが来ることも多いため、背面ファンやCPUファンの風も届きにくいということもある。

 そのためオーバークロックユーザーなどはとくに、メモリ発熱によるエラーも起こり得ることもあるわけだが、メモリ専用の冷却パーツはごくわずかしか出回っていないのが現状だった。そのようなユーザーにはEVERCOOL「NEON CRAB」がお勧めだ。

photo EVERCOOL「NEON CRAB(EC-MNC-E)」。実売価格は2000円ほど(ITmedia +D Shoppingで最安値をチェックする)

 NEON CRABは、4500rpmの4センチファンを2基備え、最大4枚まとめて風を送れるメモリモジュール専用クーラーだ。騒音レベルで20デシベル以下という静音仕様のファンを採用する。

photo 静音仕様の4センチファンを2基備える

 そのデザインはなかなかイかしている。製品名の「CRAB」で分かるように、カニがイメージとなっている。目玉(を模したと思われる部分)に7色LEDが組み込まれ、動作時はファンも青色LEDで照らされるようになっている。

photo NEON CRABの光る様子<ムービーを見る>。点滅とクロスフェードを交互に繰り返しながら色を変えていく、妙に凝った仕様だ

遊び心は理解したいのだが……目玉はじゃま

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