キヤノンのフラッグシップ複合機がまったく新しく生まれ変わった――PIXUS MP950(2/5 ページ)

» 2005年11月02日 14時13分 公開
[林利明(リアクション),ITmedia]

液晶モニタの表示品質はいまひとつだが、ヘルプ表示などで操作性は良好

 MP950の液晶モニタと操作パネルは、原稿カバーの上面に設けられている。原稿カバーの上げ下げと一緒に動くが、原稿台からはみ出る大きな原稿を載せたときでも、操作パネルが隠れない。液晶部分は開閉式になっており、ノートPCと同じように開け閉めする。液晶サイズは大型の3.6インチだ。

画像

 液晶モニタの表示品質は残念ながらそれほど高くない。操作や画像確認にはまったく問題ないが、見下ろしの視野角が狭いのだ。さらに液晶画面が上を向く角度が小さいため、MP950を設置する場所の高さによっては、操作性が損なわれる。おおまかな感覚でいうと、本体上面の位置が腰あたりの高さだとかなり見にくく(画面を上から見下ろすため)、画面を正面から見るように少しかがまないとつらい。本体上面が胸の位置くらいなら、視野角を気にせず使える。一般的なデスクやテーブルに設置して、座って操作するのが最適だろう。

 操作パネルと液晶メニューの使い勝手は良好だ。基本的な操作の手順は、まず左側のモードボタンで動作を選び、円形の4方向ボタンと中央のOKボタンで各種設定、モノクロ/カラーのスタートボタンで動作を実行する。メニューボタンを押すと各モードのトップメニューに戻り、戻るボタンやストップ/キャンセルボタンでメニュー階層を行き来する。アイコンやグラフィックを多用した液晶メニューは分かりやすく、メニュー項目の機能や操作を簡単なヘルプテキストで表示してくれる点にも好感を持った。

 用紙関連と画質調整機能は用紙/設定ボタンのメニューに集中しているが、用紙種類とサイズが各モードで共通設定になるのは若干使いにくい。例えば、コピーモードは「A4普通紙/標準画質」、メモリカードモードは「L判フォト用紙/きれい画質」で使う場合、モードを切り替えるたびに用紙設定を変更する必要があるからだ。各モードごとに、用紙設定を記憶してほしかった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月26日 更新
  1. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  2. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  6. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  7. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  8. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  9. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
  10. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー